高校2年生になる相生あおい(若山詩音)は姉であるあかね(吉岡里帆)とともに暮らしており、音楽漬けの毎日を過ごしていた。 一方、あおいを心配するあかねは13年前に両親を失くしたことが原因で、高校卒業後に恋人の金室慎之介(吉沢亮)とともに上京することを断念せざるを得なくなり、現在は地元の市役所で働いている。
妹のあおいは自分を育てるために自分の好きなことを犠牲にしている姉のことをとても気にかけていた。 そんな慎之介は高校卒業後にミュージシャンとなるべく上京してデビューしたのだが、全く売れずに鳴かず飛ばすの状態が続いていた。 そしてそれが影響して、地元への連絡もままならなくなっていた。
ある日、あかねの地元で行われる音楽祭に、演歌歌手である新渡戸団吉(松平健)が出演することになったのだが、その新渡戸がバックミュージシャンとして指名したのが慎之介だった。
ある日、あかねの地元で行われる音楽祭に、演歌歌手である新渡戸団吉(松平健)が出演することになったのだが、その新渡戸がバックミュージシャンとして指名したのが慎之介だった。
そして、13年ぶりに慎之介が地元に戻ってきた。 そして時を同じくして、13年前の世界からやって来た18歳の慎之介=しんのがあおいの目の前に現れ、あおいはしんのに恋をする。そんな中、31歳の慎之介とあかねは久しぶりの再会を果たそうとしていた・・・
あの名作のスタッフがまた新作を!
主役のあおいの声は若山詩音、子役出身で、声の作品を見るのは初めてですね。
吉岡里帆は、「見えない目撃者」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/10/10/060000 が近作ですね。 声もなかなか良かったです。
そして吉沢亮、「キングダム」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15942512.html ではなかなかの好演でした。
物語は、夢を持って東京に出た一人のギター少年と、地元に残った姉妹のお話です。両親を亡くした姉妹、歳の離れた姉はまだ幼い妹を必死に育てていきます。 しんのはあかねに一緒に東京に行こうといいますが、彼女にはその選択は取れませんでした。
そして13年後、二人の再会が思いがけないところで、しかしもうひとつ不思議な現象が起き、それはあおいの出会いでもありました。
今作は、ちょっと不思議な要素もありますが、なかなか清々しいお話ですね。 さすがに “超平和バスターズ” 製作ですね。 あの名作「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/MYBLOG/yblog.html?fid=0&m=lc&sk=0&sv=%A4%A2%A4%CE%C6%FC%B8%AB%A4%BF%B2%D6%A4%CE%CC%BE%C1%B0%A4%F2%CB%CD%C3%A3%A4%CF%A4%DE%A4%C0%C3%CE で大泣きをしてしまった私ですが、今作は清々しい涙があふれてきます。
夢はまだ終わらない、それは都会に出た人間も、地元に残った人間にもあるんですね、その思いが。
あおいはベース
しかし彼女は進学をせず東京に行こうと思っている
演歌歌手の新渡戸団吉がやってくる
そしてしんのがバックバンドでかえってくる
同時期に、13年前のしんのが現れる!
そしてあおいは・・・