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初恋~お父さん、チビがいなくなりました


3人の子供が巣立ち、人生の晩年を夫婦ふたりと猫一匹で暮らしている勝(藤竜也)と有喜子(倍賞千恵子)。
勝は無口、頑固、家では何もしないという絵に描いたような昭和の男。 そんな勝の世話を焼く有喜子の話し相手は飼い猫のチビだ。
勝のルーティーンは、相談役として会社に一定日に行き、それ以外は将棋の道場に通う。 いつも有喜子の作ってくれる弁当を持っていく。 たまに将棋道場を覗いても勝は無反応。 孤独を感じる有喜子は、ある日有喜子は、娘の菜穂子(市川実日子)に 「お父さんと別れようと思っている」 と告げる。
その発言に驚き、その真意を探ろうと子供たちは大騒ぎになって行く。
そんな時、有喜子の心の拠り所だった猫のチビが姿を消してしまう。 彼女の動揺は大きいのだが、それを勝は冷たく死に場所を求めていなくなったと言い切ってしまうのだった。 そしてとうとう・・・

これは、ちょっと見たかった新作ですね。
監督は小林聖太郎、「破門 ふたりのヤクビョーガミ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14716220.html が近作ですね。
主演は倍賞千恵子、寅さんの新作に出演予定です。 どんな仕上がりなのか気になります。
藤竜也は 「光」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14952271.html 以来ですね。

物語は、熟年夫婦の現実を描いたお話です。 子供は3人、長男と長女、次女、次女は独身で、近くに住んでいるようです。 二人だけの生活になり、夫は第一線を退き、今は半分は趣味の時間に当てています。
そんな時、なにか夫の考えている事がわからなくなり、彼女はふと離婚をほのめかします。 そこで子供たちが大集合しますが、有喜子はその時点ではとぼけるんですが、その後チビがいなくなった後に決定的な事が起きます。

今作は、若いころの回想シーンが良いアクセントになっていますね。 でも今の今まで本心を言わない昭和の男、それもちょっとなんなんですがね。


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二人きりの生活

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家では何もしない勝

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有喜子は次女にポツリと

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そして子供たちが集合する

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しかし原因はこのときはわからなかった

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