じゅおん【呪怨】つよい怨みを抱いて死んだモノの呪い。 それは、死んだモノが生前に接していた場所に蓄積され、「業」 となる。 その呪いに触れたものは命を失い、新たなる呪いが生まれる…
妻の出産を間近に控えた小学校教師の小林(柳憂怜)は、長期欠席中の生徒・俊雄(小山僚太)の家庭訪問に出かけた。 そこで、彼は俊雄が大学時代の同窓生・伽椰子(藤貴子)の息子であることを知り、さらに伽椰子が小林への偏執的な想いを秘めた日記と彼女の変死体を発見する。
それから後、惨劇のあった同じ家に引っ越してきた村上家にも不幸が起こる。長女・ 柑菜(三輪明日美)の家庭 教師・由紀(三輪ひとみ)と長兄の強志(安藤一志)が行方不明になり、柑菜と母親の典子(吉行由実)も呪怨によって惨殺されたのだ。
そして数年後、しばらく空家になっていたその家に北田夫婦が引っ越してきた。家を売った不動産屋・鈴木達也(芦川誠)の妹で霊感のある響子(大家由祐子)は、その夫婦が心配になり様子を伺いに行くが、良美を見た途端、彼女は不吉な空気を感じるのであった…
以前記事を書いた作品ですが、改めて、しっかり記事にしたく、今作と続編、そして劇場版の初期2作を再掲載することにしました。
監督は清水崇、最新作は 「こどもつかい」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14994063.html ですね。 「雨女」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14230971.html という4XD専用作品も撮っています。
このビデオ版で、この長いシリーズが始まりましたね。
佐伯伽耶子という女性は、実は小学校の教師小林俊介の大学の同級生だったようです。 そういう回想シーンはありませんが、あるノートにそのことがびっしり書かれていて、それは呪いとは関係なく読んだ人はゾッとする偏執的なノートです。 そしてこれも今後いろいろかかわってくる物的な重要なピースとなって行きます。
不登校の生徒を訪ねた小学校教師、ただそんな感じだった小林に降りかかった惨劇、これがすべての始まりでしたね。