anttiorbの映画、映像の世界

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シルク

2006年作品、スー・チャオピン監督、チャン・チェン 江口洋介 カリーナ・ラム バービィー・スー出演。

白人カメラマン(Kevin S. Smith)が、台北の古ぼけたアパートの最上階へと上がって行く。 「幽霊の存在を信じるか?」…それは日本の物理学者橋本良晴(江口洋介)とスー・ユエン(バービィー・スー)からの幽霊を撮影せよとの依頼だった。
その部屋は廃屋だが、カメラマンは慣れた手つきで、橋本が開発した “メンジャースポンジ” を吹きかけたフィルムで撮影していくが、奥の部屋を撮影した際、その隅に膝を抱えた少年の幽霊が映り込む。 彼は思わず振り向くが、何かの気配が足元から這い上がり、苦悶して死亡してしまう。
橋本は、研究員らと共に現場に駆けつけ、凄まじい形相で絶命しているカメラマンの遺体には目もくれず、カメラに残った最期の写真に写った白い筋のようなモノを見てほくそ笑み、アパートの全住民を退去させ、部屋を封鎖するよう指示する。 若い研究員ショウレン(チェン・ボーリン)は 「そんな事、上層部が許さない」 と言うが、笑って聞き流される。
橋本良晴は、電磁波を捕えて反重力を生み出す新たな物質 “メンジャースポンジ”を研究開発し、天才物理学者と讃えられた日本人で、政府の後ろ立てを得て各国から優秀な研究員を招聘、野心家の美人研究員スー・ユエン、若手のショウレン、ハメイ(チャン・チュンニン)などと研究を進めていたが、病で片足を失い、自殺説が飛び交う中、研究に失敗し、表向きには行方不明となった人物なのだった。
上層部の所長は彼を呼びつけて灰皿を投げつけ、厚労省の名を騙り “放射能汚染” とデマを流してアパートを封鎖した事、莫大な予算を浪費している事、数人の研究員が死亡している事などを論い激高するが、橋本は、懐から4センチほどの無数の穴が空いた立方体 “メンジャースポンジ” を出して宙に浮かせ、「これが理由です」 とシニカルな笑みを浮かべていた。
所長はそれに触れようとして拒まれ 「それも国家の財産だという事を忘れるな」 と釘を刺すが、橋本は「これはまだ世界にたった一つしかない貴重品だ。 僕はもうすぐ天井に立って話ができるようになる」と断言、「驚異的な動体視力と読唇術に長けた犯罪撲滅連合チームの刑事イエ・チートン(チャン・チェン)を研究チームに加えたい」 と頼むのだった。
所長は 「それには軍や警察や情報部のトップのサインが必要だ」 と前置きししぶしぶ承諾するが、去り際 「今度騒ぎを起こせば、ビッコは日本に帰って物理の教師をしてもらうことになるぞ!」 と恫喝、橋本はカウンターを取り出し1回カウントする。
その頃、イエ・チートンは爆弾事件の現場にいて、拘束された人質のベッドに仕掛けられた高性能の時限爆弾の12ケタの暗証番号を、読唇術を使って解読し、解決していた。
その後、彼は、昏睡状態で入院している母親を見舞うが、医者からは 「これ以上悪化すれば延命措置を停止する」と言われ「母は死にません」 と返す。 そんな彼の唯一の支えは花屋を営む恋人のジャーウェイ(カリーナ・ラム)で、彼は店の近くに車を停め、ミラーで彼女を見ながら電話をし、橋本の研究チームへの異動の報告と 「母に花を届けて欲しい」 と頼むのだった。
ジャーウェイは彼の事情を知り尽くしてはいたがコンサートに誘い、母に付き添うからと断られてしまう。 そして、チートンは橋本の異常な研究に無理矢理参加させられていく・・・

なかなかのホラーでしたね。 怖いのと不思議なのと。
監督はスー・チャオピン、記事にした作品は初めてのようです。
主演はチャン・チェン、いい俳優さんですよね。「MR.LONG/ミスター・ロン」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15323004.html はいいですよ!
そして江口洋介、「BLEACH」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15618274.html が近作ですね。

物語は、死を研究している橋本の研究から、悪霊化してしまった悲しい母と息子のお話です。
幽霊が現れると言うアパートに、白人のカメラマンを招いて、何とか実写化をしたいという橋本と研究員達、しかしカメラマンは何かに帯絵、そのまま死んでしまいます。突然しか、なにかに怯えたと言うことでしたが、子音が不明です。 そして撮った写真を調べていると、そこに一人の少年が映っていました。 彼はその少年を見て死んでしまったのか?
橋本は嬉しそうに、研究の続行を進言します。 そこに捜査に来たのが刑事のチートンでした。 彼は何かを感じ取る事が出来るようで、橋本は彼をこの調査チームに引き入れます。 そしてこのおかしな研究と、彼はその少年が見え、その少年の正体を探るため、気が進みませんが橋本に協力します。チートンは実はもう意識が戻らない母親がいて、死と言うことについて、思い悩んでいるんですね。

今作は、ホラー要素が強いんですが、実は悲しい母と息子のお話なんですね。 怒らすと怖い親子ですが、最後は実に意外な展開になって行きます。 なかなかの台湾ホラーでした。

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アパートに何かがいるようで

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頼んだ白人カメラマンは死んでしまう

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そして写真に何かが写っていた

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そしてチートンは少年が見える

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そして少年の身元を調べ始めるが

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