2019年作品、ジュエ・カーロン監督、リン・ボーホン タイ・バオ チュウ・チーイン出演。
不審火や不正、関係者の自殺が相次ぐ杏林医院――現在は廃病院となったその場所は、人気の心霊スポットと化していた。 杏林医院では、1991年に多数の自殺者が出た。 ある男の子が手術後に急死したことで、母親が焼身自殺した一件がきっかけだ。
夜中、撮影クルーが立入禁止となった杏林医院に侵入した。 物音に驚いたクルーが建物を飛び出した後、玄関ドアがひとりでに閉まってしまう。
ある夜、青年アーホン(リン・ボーホン)が霊界ツアーの申込書を見ている。 道士の家系に生まれたアーホンだが、都会に出て別の仕事を探そうとしていた。 霊界ツアーを組んだのはアーホンの父(タイ・バオ)。 しかし3万元と安くはない金額のためか、客の姿が見えなかった。
そこに女性がひとりやってくる。 スー・シャオリン(シュー・リーチー)は、成仏できずに現世をさまよう夫と再会したいと願ってツアーに参加した。 もうひとりの女性客モン・ミャオルー(チュウ・チーイン)も現れる。 予約していた2人がやってきたため、アーホンは儀式を始めるのだった。
父は、スーの亡き夫ジャン・ホンション(サミュエル・クー)とモンの亡き姉モン・ミャオティン(ヨーコ・ヤン)を呼び寄せるのだった。
ここは実際にある心霊スポットのようですね。
監督はジュエ・カーロン、いろんな表記がありチュウ・ジャーリンとも、なかなか読み方が難しいですね。 初めて作品を見る監督です。
主演はリン・ボーホン、「オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/12/06/060000 に出演していました。
そしてタイ・バオ、ベテラン俳優さんで、見た作品もありますが記事はありませんでした。
物語は今は廃墟となった杏林医院、そこは人気心霊スポットになってしまい、アーホンの父ははここで霊界ツアーを企画します。 息子のアーホンはその申込書を見て複雑な思いをします。 彼の家系は代々道士の家系であり、ただの興味本位ではなく亡くなった人間と会いたいという参加者のためでもあるのでしたが。
今作のモデルになった杏林医院は実際にいまだに廃墟として残っているそうで、そこに行った日本の方のブログもあるほどで、明るいうちに撮った写真も載せられていますね。 もちろん中には普通には入れないようになっていますが、心霊スポットに行く人たちは、どこかに潜入スポットを見つけているんでしょうね。
大体どんな動機であれ、曰く付きの場所に行くのは危険が伴うこと、今作は主人公の父が道士という事ですが、存在を超える相手では致し方がないです動機