玉置勤(岡山天音)は高校卒業後、実家の梅農家で働いているが、妄想癖がある彼はその仕事に満足しておらず、自分の妄想が発揮できる場所を探していた。 そんなとき、ふとしたきっかけで声と言葉のスポーツ “詩のボクシング” の説明会に参加し、詩のボクシング教室に通い出す。
そこには指導する先生(角田晃広)のもと、自称ラッパー(芹澤興人)、暗そうな女性(山田真歩)、年金暮らしの老人(下條アトム)など、ひとクセあるメンバーが集まっていた。 そんなメンバーたちが力試しに高校生と強化試合をすることになり、彼らの詩に足りないものは何なのか模索していくうち、それぞれに秘密があることがわかる。
そして、あるできごとから女子高校生の丸山杏(武田玲奈)が新たに加入する。 しかし、彼女はある悩みを抱えていた…
梅農家というのは初めて見ました。
監督は飯塚俊光、作品を見るのは初めてです。
主演は岡山天音、いろんな作品で、いい味を出しますが、近作は 「銃」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15777140.html でした。
そして武田玲奈、「がっこう×××~もうひとつのがっこうぐらし!~」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/MYBLOG/yblog.html?fid=0&m=lc&sk=0&sv=%A4%AC%A4%C3%A4%B3%A4%A6%A1%DF%A1%DF%A1%DF%A1%C1%A4%E2%A4%A6%A4%D2%A4%C8%A4%C4%A4%CE%A4%AC%A4%C3 が近作ですが、劇場作品は 「人狼ゲーム インフェルノ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15485390.html となります。
物語は、梅農家に生まれましたが、家業に身がは入らなくて、自分の夢はほかにあるんじゃないかと妄想をしている思っている勤のお話です。 同級生は東京で、就職が決まり、帰省して来ます。 そんな二人が飲みに行った時、たまたま帰り道の女子高校生に話しかけます。 しかしその女の子はいきなりパンチ、同級生が避けて勤に当たってしまうんですね。 それが杏との出会いでした。
杏は、ボクシングを習っていましたが、クラスではいつも一人、実は彼女は吃音だったんですね。
勤はひょんなことから、ナンパだと思った女性の誘いに乗り、“詩のボクシング” の説明会に参加していきます。 初めは抵抗がありましたが、意外に面白いと感じて行きます。
今作はやはり、ちょっと誰だかわからない役をしている玲奈ちゃんを見るべき作品ですね。 いつものヒロイン然とした役ではなく、閉じこもった少女で、風体も変えています。
こういう役を彼女がこなしていくと、一歩大きな存在になれるかもしれませんね。