1955年、アメリカ、ニューゼベディ。 両親を事故で亡くしたルイス（オーウェン・ヴァカーロ）は、言葉が好きで常に辞書を持ち歩く10歳の少年。 ルイスは母親の兄で叔父にあたるジョナサン（ジャック・ブラック）に引き取られる。
優しい性格のジョナサンは、ガウン代わりに着物を身に纏い深夜にサックスを演奏して、隣人のハンチェット夫人（コリーン・キャンプ）に注意されても何も気にしないという変わり者だった。
特にルイスが驚いたのは、ジョナサンの屋敷の中にある無数の時計。 ルイスはジョナサンの古くからの友人である女性、ツィマーマン（ケイト・ブランシェット）を紹介される。 ジョナサンとツィマーマンは、口汚く罵り合いながらも、強い信頼関係がある事をルイスは感じるのだった。
ルイスはジョナサンに自分が使用する部屋を案内され、その際に、ルイスが大事そうに持っていた玩具で、その日のアドバイスを出してくれる 「占いボール」 を持っている事を、ジョナサンに笑われてしまう。 「占いボール」 は、ルイスの両親の形見で、ジョナサンに笑われた事にルイスは傷つき泣き出してしまう。 泣き出したルイスを喜ばせようと、ジョナサンは手品を見せてルイスを笑わせようとする。
その日の夜、眠っていたルイスは廊下で物音がした事に気付きく。 廊下ではジョナサンが壁に耳をあてて何かを探っている様子だった。
次の日の朝、転校先の学校へ初登校したルイスだが、クラスメートはルイスを受け入れず、バスケットのチーム決めの際も仲間外れにされてしまう。 そんなルイスをクラスメートで、学校の次期委員長を狙っているタービー（サニー・スリッチ）だけは受け入れ仲良くしてくれた。 ルイスはタービーから、ジョナサンの住んでいる屋敷は過去に殺人事件があり、「呪われた家」 である事を聞かされる。
その日の夜、ルイスの夢に亡くなった母親が現れ 「屋敷の中にある、本と鍵を手に入れなさい」 とルイスに告げる。 夢から目覚めたルイスは、屋敷内で何かを探っているジョナサンに気付き後を追いかけると、ジョナサンが斧で壁を破壊している所を目撃してしまう。 恐怖を感じ、ルイスは屋敷から逃げ出そうとするが、椅子や鎧などが動き出し、ルイスの逃亡を邪魔するのだった。
そしてととうとう、パニックになったルイスの前にジョナサンが現れ 「自分は魔術師だ」 と告げる。 ジョナサンは屋敷に昔住んでいた、今は亡き友人のアイザック（カイル・マクラクラン）が壁の中に隠した時計を探していた。 屋敷中の無数の時計は、アイザックが隠した時計の音を消すためだった。
魔術は誰でも学ぶ事ができ、ジョナサンは手品ほどの魔術しか使えないが、ツィマーマンは昔、強大な魔術を使えた事を聞かされたルイスは 「自分も魔術を使いたい」 と希望する。 そして、ジョナサンの指導で魔術を勉強するルイスなのだ・・・
この作品も吹き替え版公開が多かった。
監督はイーライ・ロス、近作は 「ノック・ノック」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14240683.html ですね。 エグイ作品でした。
主演はジャック・ブラック、「ジュマンジ／ウェルカム・トゥ・ジャングル」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15469502.html 個性的な役どころで、難しい役立ったと思います。
そしてケイト・ブランシェット、近作は 「オーシャンズ８」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15640205.html ですが、かっこよかったですね。 今作は結構気が強くて、優しいご婦人でした。
ルイス役はオーウェン・ヴァカーロ、子役として上手いんですが、さて今後はどうなるんでしょうかね？
物語は、両親を亡くし叔父の家に引き取られる事になったルイス、しかしなんか怖いこの家、不思議な事がいっぱいでした。 学校の友達からは呪われた家と言われています。 実はこの家の元の主の一人は死んでしまい、その妻は行方不明、おそらく死んでしまったといわれているんですね。 そこに住んでいるのがおじさんなんですね。
そして近所に住んでいるのがツィマーマンですが、なぜかいつも言い合いをしています。 でもいつも一緒、それはある理由があり、古くからの友人なんですね。
そしてとうとうおじさんが魔法使いだという事を知ってしまうんですが、それと同時にこの家に住んでいるわけ、そして絶対してはいけないことも言われるんですね。
今作は、お子様向けの作りということですが、大人が見ても悪くない作品、字幕版を少しは上映して欲しいですがね。
変わった叔父に引き取られたルイス
学校ではタービーが唯一の話し相手
そして謎の行動をするジョナサン
そして魔法のことを知る
