一人ぼっちになったみどりは、地方巡業に回る赤猫サーカス団の団長・嵐鯉治郎(中谷彰宏)に下働きとして拾われる。 サーカス団には、怪力自慢の赤座(深水元基)、美少年のカナブン(武瑠)、蛇使いの紅悦(森野美咲)、足芸の鞭棄(佐伯大地)、異人の海鼠、蟻男といった個性的で怪しげな面々がいた。
みどりは苛めにあいながらも健気に日々を送り、東京の我が家を懐かしんでいた。ある日、ワンダー正光(風間俊介)という超能力者がサーカス団に入る。 苛められるみどりを見たワンダー正光は彼女を気にかけ、自らの超能力で不思議な光景を見せる。 みどりは次第に彼の優しさに心を寄せるようになる。
ワンダー正光の評判はあっという間に広がり、サーカス団は大盛況となる。 彼の人気に嫉妬した団員たちはみどりを苛める。 みどりのことを愛していたワンダー正光はそれに怒り、超能力で団員たちを従わせる。 それに嫉妬した鞭棄は力ずくでみどりを振り向かせようとするが、激怒した正光の超能力によって殺される。
その光景を見たみどりはワンダー正光を恐れ、避けようとするが…
原作は丸尾末広なんですね。 それなら納得のお話かもしれません。
監督はTORICO、監督作品は2本目のようですね。
そして風間俊介、「後妻業の女」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14388319.html に出演していましたが、どうしようもない息子役でした。
物語は、父が家を出て行き母と二人暮らしのみどり。 しかし母が死んでしまい彼女はサーカスで働く事になって行きます。 しかしサーカスの中でも、昔の見世物小屋的な感じの集団。 個性も強く普通の女の子のみどりにとっては、つらい環境でした。
しかしそこに現れたワンダー正光、どうやら種も仕掛けもなく本物の超能力者です。あっと驚く能力を見せる正光、そして彼のおかげでサーカス団は大人気となっていくんですが。
カルト的な作品、まあ出演者から見ても、原作者から見ても、そういう作品だという事はわかりますね。 しかしほんの少しラブストーリーで、意外にワンダー正光が純粋なんですね。
天涯孤独になったみどり
そして彼女はサーカスに
不気味な団員
彼女はこき使われる
そこに現れたワンダー正光