第7話
妖怪の血を奪う人間を突き止めようとしていた夏目(神谷浩史)は、ついに祓い屋一門の頭首・的場静司(諏訪部順一)と出会う。 名取の助けもあって事件を調べ始めたが、的場の式に襲われ捕らわれてしまう。 目的のためなら容赦なく妖怪を使うという的場から、妖怪の血は大妖怪の封印を解くために使えるのだと聞いた夏目は、自分とも、ましてや同じ祓い屋である名取(石田彰)とも、あまりに違う立場で妖怪と接している人間がいることを知る。
第8話
滋(伊藤栄次)と共に、陶芸教室に参加するため旅行に行くことになる夏目。 楽しみに思う夏目だったが、的場からまじないの矢を受けたニャンコ先生(井上和彦)の様子が気になっていた。 そんな時ヒノエ(岡村明美)から、朧草という妖怪の傷に効く薬草について聞かされ、朧草を探すためにも、ニャンコ先生を連れて旅行に行くことにする。
そして、夏目が訪れた地は、「強くなって夏目の力になりたい」 と再会を心待ちにしている子狐(矢島晶子)が住む場所だった。
第9話
鞄の中から出てきた石ころが突然何かを呟き始めた。 ヒノエが窓の外に蹴り飛ばし事なきを得たが、夏目は嫌な予感を拭えなかった。 夏目の通う高校では文化祭を控えていた。 友人たちに囲まれ、文化祭を楽しもうとする夏目だったが、妖怪に操られた女子生徒によって、あの石を手渡されてしまう。 人を操ってまで夏目に近づこうとする目的は何なのか…
さてこの3作は、今まで無敵状態だったニャンコ先生が最大のピンチを迎える回となります。 それは第6話からの続きですが、的場が絡んでくるんですね。
払い屋としての能力は高そうですが、その分危険な目にも遭っていることが伺えます。 片方の目がふさがっていて、的場一族は代々目を狙われているというんですね。
とてつもない妖怪が復活するお話ですが、その原因は的場一族なんですね。 妖怪を物のように扱う一族、使えないあやかしは消すのみ、そんな冷たいドラマでしたね。
しかし第8話であの子狐が三度登場します。 少し成長して、苛められたらやり返す、しかし子狐も大木の精から、今後重要な生き方の指南を受けるんですね。
そして第9話は、ある意味頃また重要なお話になりますが、文化祭はなかなかいいですし、夏目が参加していくのは見ていてうれしいことですね。
第7話・祓い屋 元祓い屋の女
第8話・子狐のとけい 成長した子狐
第9話・秋風切って 謎の妖怪