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夏目友人帳 第6期 その2

2017年作品、大城美幸 村上勉演出、神谷浩史 井上和彦 伊藤美紀 伊藤栄次声の出演。

第4話
街中で名取(石田彰)の紙人形を見つけた夏目(神谷浩史)とニャンコ先生井上和彦)。 そこには場所と時間だけが書かれていた。 名取の身を案じた夏目は、誰宛かもわからないまま記された場所へ向かい、月子という女性と出会う。
雨に濡れる夏目を心配した月子は、傘を貸すために自宅へと招き入れる。 そんな中、天井から何やら大きな音が聞こえる。 月子曰く、近頃不審な音が度々聞こえ気になっているという。
第5話
夏目が出会った女性・月子は、最近妖怪が見えなくなり廃業した祓い屋で、名取の師匠ともいえるタクマの娘だった。 自宅の異変を感じた月子は、名取に調査を依頼していたのだという。 どうやら、解約の儀が行われず自由になれなくなったタクマの元式が災いを引き起こしているようだが、夏目は違和感を覚える。 名取と共に屋敷を調べている最中、家に入ろうとして暴れる元式に襲われ…
第6話
西村(木村良平)と北本(菅沼久義)は、高校に進学したばかりの頃のことを思い出していた。 2人は、転校してきたばかりの夏目に対して、笑顔をいつも返してくるものの、どこか距離があると感じていた。 そんなある日、西村は公園で倒れている夏目を見つける。 そんな状況でも遠慮する夏目だったが、心配した西村は自宅へと連れて行く。

さて第4話と第5話は、続きになっています。 祓い屋という仕事は、見えてこそなんですね。 しかし年齢なのか、あやかしが見えなくなると祓い屋のという仕事は辞めなければなりません。 普通の仕事ならそれで終りですが、祓い屋の仕事を引き継ぐ人間がいなければ、減っていってしまいます。
残念ながら父親の力を引き継がなかった月子は、祓い屋にはなれなかった。 それがちょっと悔いがあるようですね。
そしてもうひとつ、祓い屋には “式” という妖怪が憑いているもの。 祓い屋の命令に従い、一緒に仕事をするパートナー、仲間、部下のような存在ですね。 この2作はそういうお話、式と祓い屋の絆のようなものを描いているんですね。
そして第6話は、西村と北本のお話ですね。 原作では2編に別れていますが、テレビでは1作にまとまっています。 二人との出会い、そしてだんだん理解し合っていくこれもちょっとウルッと来るお話でした。
田沼とタキは、夏目の能力を知っている仲間ですが、この二人は知らなくても心が通じ合っている、夏目の能力とは関係なく彼の本質の部分をしっかり掴んでいる存在です。
こういう友達がいたら、夏目貴志はもっと心が休まったことでしょうね。
しかしこの第6話の存在は大きいですね。

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第4話・違える瞳 月こと出会う

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第5話・縛られしもの 元祓い屋のタクマ

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第6話・西村と北本 ふたりとの出会い

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