anttiorbの映画、映像の世界

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理由(TV作品)

2012年作品、山本剛義監督、寺尾聰速水もこみち吹石一恵福士誠治永山絢斗菅田将暉橋本愛香里奈出演。

冬のある日。 荒川区にある高層マンション 「ヴァンダール千住北ニューシティー」の敷地で、若い男の死体が発見された。 かなりの高層階から落下したと見られ、顔はつぶれ、身元を特定することは不可能な状態。
現場に赴いた荒川北署の刑事・吉田達夫(寺尾聰)は捜査に取り掛かるが、マンション内で聞き込みを始めた矢先、2025号室から今度は中年の男女と老女の3人の凄惨な他殺死体が見つかった。
平和なマンションに突如出現した、4人の死体。 この4人は、当然2025号室に住んでいた家族であろうと思われた。 しかし、住民台帳に記されている特徴とは年齢も性別も全く一致せず、捜査陣は混乱する。
さらに死亡推定時刻と思われる頃、マンションのエレベーターに設置されていた監視カメラに、住民ではない二人の人物が映りこんでいたことが判明。 しかし、その人物の正体も、被害者との関係性についても、手がかりは見つからない。
一方、4人もの人間を惨殺した犯人に対し警察の追及が激しさを増す中、都内のある簡易旅館では、あの監視カメラに映っていた男が人目を忍んで潜伏していた。 彼の本心とは? 次なる狙いとは何なのか!?・・・

直木賞受賞作品となった今作ですね。
監督は山本剛義、TBSの関連会社所属で、ドラマを多く撮っているようですが、今年映画も撮っていて公開されそうですね。
主演は刑事役で寺尾聰、映画としての近作は 「さまよう刃 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/6659519.html 
まで遡るようですね。

物語は、転落事故がまず起こります。 自殺か事故か、この時点ではわかりませんが、その部屋には3人の他殺体があったこと。 そして、マンションの防犯カメラには、ふたりの謎の人間が映っていたんですね。
そこからこの家族を襲った殺人事件との見方がされていきます。
しかしそう簡単には行かないことがおきます。 そう死んだ4人は全くの赤の他人だったことがだんだんわかってくるからです。 そして4人の素性が全くわからない、住んでいたはずの4人とは全く違う人物が殺されていたんです。
今作も、宮部作品の中でも難解なサスペンスでした。 まず4人が誰なのか? そして、カメラに映った二人は誰なのか? 生きているのか? 家族とは? がいろんな場面で語られる、問いかけられる、ドラマ性の強いお話であることも、今作の特徴でしたね。

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転落死と殺人事件が起こる

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しかし4人は全く繋がりがなかった

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