anttiorbの映画、映像の世界

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武士の一分

2006年作品、山田洋次監督、木村拓哉 檀れい 笹野高史 小林稔侍出演。

東北の小藩、海坂藩に仕える三十石の下級武士・三村新之丞(木村拓哉)は、城下の木部道場で剣術を極め藩校では秀才と言われながらも、その務めは藩主の毒見役。 不本意な仕事ではあったが、美しく気立てのいい妻の加世(檀れい)と慎ましくも幸せに暮らしていた。
ある日、新之丞は藩主の昼食に供されたつぶ貝の毒にあたって倒れる。 激しい痛みに意識を失い高熱にうなされ続け、からくも一命はとりとめたものの新之丞は失明してしまう。
一時は絶望し、死すら考える新之丞だが、加世の献身的な支えもあり、死ぬのを思いとどまる。 しかし、武士としての勤めを果たせなくなったため、今後の暮らし向きについては不安が募る一方だった。
親戚一同は会議を開き、加世は藩の有力者に家禄の半分でも据え置いてもらえるよう頼みに行けと命じられる。 そこで、加世とは嫁入り前から顔見知りだった上級武士の島田藤弥(坂東三津五郎)が、力になると加世に声をかける。 やがて城から、三村家の家名は存続し三十石の家禄もそのまま、という寛大な沙汰が下される。
暗闇の世界にも慣れてきたある日、新之丞は加世と島田の不貞を知る。 島田は家禄を口実にして加世の身体を弄び、その後も脅迫めいた言辞を使って肉体関係を強要していたのだ。 自らの不甲斐なさのために妻を辱められ、怒りに震える新之丞は、加世に離縁を言いわたすのだった・・・

海坂藩三部作の最後はこの作品です。
今回の主演は木村拓哉、映画としては新作も公開しますが、近作としては 「無限の住人」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14892426.html となります。
そして壇れい、この作品で初めて見た女優さんでしたが、めちゃくちゃ綺麗でいい役でした。 近作の映画出演は、「ラプラスの魔女」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15505331.html です。

物語はお毒見役をしていた新之丞が突然死の淵にさまよう毒にあたったお話でした。 あわや毒殺かと藩は色めき立ちましたが、結局それはつぶ貝の毒でした。 季節感と、調理法の失敗ということで、責任者は切腹となりますが、新之丞は3日間生死をさまよいました。
気がつくと毒づき始めますが、つぶ貝の毒は癖が悪く、失明になってしまいます。 新之丞は自暴自棄となりますが、奇跡的に藩は彼に対して、じっくりと養生すること、禄はそのままという沙汰になりましたが、その背景には妻の苦労もあるんですね。
そして妻の加世に危険が降りかかってきます。 新之丞救済に対して実は殿様の大英断だったのですが、自分の手柄のように振舞う島田が、妻を手篭めにするんですね。 不義を働いた妻を離縁する新之丞、しかし島田の汚いやり方に、盲目ですが決闘を決意する新之丞。
これを最後に、山田時代劇が終了してしまいましたが、いつかまた重厚な原作で、やってほしいところですが。

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お毒見役だった新之丞

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美しい妻の加世

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しかしつぶ貝の毒にあたり失明してしまう

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弱みに付け込んでくる島田

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不貞をした妻を離縁してしまう新之丞

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そして島田と決闘になって行く

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