anttiorbの映画、映像の世界

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散り椿


享保15年。 藩の不正を訴え出たために、時の権力に負け藩を追われた瓜生新兵衛(岡田准一)。 追放後も連れ添い続けた妻・篠(麻生久美子)が病に倒れ、死を迎えようとするなか、最期の願いを新兵衛に託す。 それは、藩に戻って榊原采女西島秀俊)を助けてほしいというものだった。
新兵衛にとって采女は、かつては良き友であり良きライバル、篠を巡る恋敵であった。 そして新兵衛の藩追放に関しても、大きな因縁を持つ男。
妻の最期の願いを叶えるため、新兵衛は藩の過去の不正事件の真相と、その裏に隠された篠の本当の思いを突き止めようと決意。 篠の妹・坂下里美(黒木華)とその弟・藤吾(池松壮亮)は、故郷へ戻った新兵衛に戸惑いをみせるが、亡くなった篠を一筋に想う姿や、不正を正そうとする凛とした生き方にいつしか惹かれていく。 そんななか、ある確証を得た新兵衛は、采女と対峙する。 そこで過去の事件の真相や、妻が遺した願いの苦しく切なくも愛に溢れた真実を知る新兵衛。
だが、その裏で大きな力が新兵衛に襲いかかろうとしていた…

これは監督の今までの作品中、私は一番な気がしました。
監督は木村大作、前作は 「春を背負って」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11752271.html でした。 本職のカメラは凄く綺麗でした。
主演は岡田准一、もうすっかり俳優としてのほうがしっかりしていますが、近作は「関ヶ原」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15109747.html です。 石田三成役でしたね。
そして黒木華、近作は 「ちょっと今から仕事やめてくる」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14947452.html ですが、公開中、そしてすぐ公開の作品に連続して出演ですね。
西島秀俊は、近作は 「クリーピー 偽りの隣人」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14233466.html ですが、彼も公開中、そして近日公開作品に出演が続きます。

物語は、江戸時代のある藩のお話。 脱藩してその藩を離れた瓜生新兵衛は、妻の篠と慎ましやかな生活でした。 暮らしは貧しかったが、篠はそんな夫を支えていました。 しかし、妻が病になり、とうとう死を迎える間際に遺言を言います。
そして彼が藩に帰ってきます。 いきなり実家を訪ねた新兵衛に、驚いた妹の里美と藤吾、姉の死に衝撃を受けますが、義理の兄の人柄を里美は覚えていて、この家にしばらく住まわせることになります。
そして頑なだった藤吾もだんだん、新兵衛の真摯な態度に共感をしていき、剣の修行を一緒に行うようになって行きます。
彼がなぜ帰ってきたのか? それは篠の遺言で、昔の仲間だった榊原采女を助けて欲しいという事でした。 実は、篠が一緒になる存在は采女ではないかといわれていてでも、彼女は新兵衛に嫁いだのでした。 彼の心には、篠が本当に愛していたのが采女だったのではという疑念がわいていて、それにもこだわっていましたが、篠の遺言は絶対果たしたいという硬い気持ちもある。
そして藩は今大きな問題を抱えているタイミングでの帰藩となってしまうんですね。
今作は、木村大作作品の中では、私は一番の出来だと思います。 映像のすばらしさはやはりさすがのところがあるだけでなく、独特な剣さばき、殺陣もうまくなっている岡田君。 そして藩の不正を打ち破っていく主人公、なかなか良い作品に仕上がっていました。
やはり時代劇のほうが、しっくり来ますね。

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病身の妻はあるお願いを彼に託す

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そして彼女は旅立ってしまう

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そして篠の妹を訪ね

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藤吾も動揺を隠せない

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そして里美は義兄が帰ってきてあってほしいと榊原に言いに行く

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