いやがる後輩を何とか口説き集まった5人、そして映画部顧問の陽子先生(田中涼子)も何とか口説き、コンクール出品に協力を取り付ける。 この疑似恐怖体験をホラー映画に仕上げてコンクール入賞を狙う、と意気盛んでいるのがさくらと康介だった。
陽子先生も、やはり男の先生がいないと不安で、宿直の先輩教師にも声をかけておく。
そして、深夜の学校内で撮影に臨む5名の映画部員だったが、その夜、校内で撮影を始めた “ひとりかくれんぼ” の儀式が、壮絶な事態を引き起こすこととなる…
今は一応芸能界を引退したAKB48の野中美郷主演の学園ホラーです。
監督は鳥居康剛、「寄生侵略 PARASITE WAR」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15349773.html を昨年見ました。 私好みのホラー作品が多くある監督ですので、今後はもっと記事にすることでしょう。
主演は野中美郷、元AKBの美人メンバー、選抜の機会はあまりなかったですが、美しさは際立っていたメンバーでした。 生で見ても凄い美人さんですよ。
物語は “ひとりかくれんぼ” という降霊術を、映像化し、コンクールに出品しようという映画部員たちが味わう恐怖を描いたものですね。
ひとりかくれんぼ、やったことがある人は多いんでしょうか? 都市伝説の範疇ですが、ちょっとたった一人で人形を用意してやる儀式のようなものですね。 他作品でも事細かく、やり方を説明している物もあり、なんとなくやり方はわかりますが、今作では、集団で決めていく感じですね。
さらに手法としてフェイク的な撮り方をしています。 先生のところはドラマですが、あとは疑似ドキュメンタリーです。 しかしこのひとりかくれんぼは、一人でやるから怖いんで、まず集団でやるので怖さが半減しますし、そして何よりも展開がじれったいところ。
唯一の救いは、みちゃ=野中美郷の頑張りですね。 AKB48時代は性格の良さがにじみ出て美形なんですが、なかなか前に出れなかった。 でも今作の彼女はしっかりした演技を見せていました。
しっかり女優として育って行ったらよかったんですがね。