anttiorbの映画、映像の世界

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寄生侵略 PARASITE WAR

2018年作品、鳥居康剛監督、多田愛佳 秦瑞穂 加賀成一 本拡樹出演。

ダムの地下にある秘密の施設内が、急にあわただしくなった。 拳銃を持った数人が、対象を追っていくが取りに逃がしてしまう。 そしてダムから出たところで同僚の傷ついた姿を発見する大林幸子(多田愛佳)。
彼女は、厚生労働省内で極秘裏に地球外生物の研究駆除を行っている部署に配属された調査員で、武器の携帯を許されている。 その施設から、隔離されていた地球外生物ミュールが、人体に侵食したまま逃亡したのだった。
胸に深い傷を負った同僚を、近くの病院に運び込む大林。 そこには医師の野村(加賀成一)と、看護師の桜田秦瑞穂)が患者の対応をしていた。 そして、患者として数人がいたが、大林は上司に連絡をしているうちに、同僚は亡くなってしまう。 そして、どうやら彼にミュールは寄生をしていて、もう他の誰かに乗り替えたらしいことがわかる。
病院は厚生労働省の指示により封鎖され、入院患者は一か所に隔離される。 そして大林が与えられた指示は、ミュールの確保、場合によっては殲滅であり、その際の武器の使用は許可されるというものであった。
しかし一体誰に寄生したのかがわからない。 そこで野村医師の協力の下、一人一人を調査することになっていく。 そしてミュールは女性には寄生しないという特徴があり、だんだんと対象が絞られていくのだったが…

アジア系のチョイスは少ないのですが、今作は日本エントリーであり、この “未体験ゾーンの映画たち” 参加作品というクレジットが入る珍しい作品です。
監督は鳥居康剛、「ひとりかくれんぼ 劇場版 -真・都市伝説-」 を見ていますが記事にはしていませんでした。 そしてもう1本は 「杉沢村都市伝説 劇場版」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13430011.html ですね。
そして主演はHKT48を卒業して初めての映画主演をする多田愛佳です。 彼女は「富江 アンリミテッド」 に主演しています。 いつか記事を上げる予定です。

物語は、地下施設から何者かが逃げたらしき追跡劇から始まります。 追う側はもう拳銃武装をしているので、人間にとって危ない存在だという事がわかります。 しかし実態がわからないうちに、重傷者が出てしまい、まずは彼を病院に搬送するのですが、ここで早くも外部にその生物を逃がすことになって行きます。
そして逃げた生物が、人間の脳に寄生する生物で、分裂はせず、寄生した脳を食いつくし、その人間の知識、記憶を奪い取り、また別の人間に寄生していく存在だということ。 宿主が死ぬと、ほんの10分程度でその生物も死んでしまう。 出て行った後、その人間は死んでしまうこと。 さらには女性には寄生しないことが特徴として語られていきます。
だから応援部隊を増員するよりも、女性調査員の大林に権限を与え一人で命令遂行をさせるんでしょうか?
実はこの作品、多田愛佳主演第1作として、クラウドファンディングをした作品のようですね。 エンドクレジットで、大変ゆっくりと、この映画に参加した人たちがクレジットされています。 ほぼらぶチャンのオタクたちでしょうね(^^)
私は意識無く見ていたんで、逆に冒頭の無表情の彼女がピンときませんでした。 タイトル後の主演キャストの文字を見て、そういえば…と感じたくらいでした。
アクションは初という事で、大立ち周りはあまりしませんが、真面目なセリフ回しが意外に似合うんだな、という感想を持ち、しっかり女優として踏み出せればいいなあ、と感じた作品でしたが。(未体験18)

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緊急事態が起こる

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そして大怪我を追う同僚

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そして担ぎ込んだ病院で、

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そこにいた全員は隔離される

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いったい寄生生物は誰に寄生しているのか?

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