anttiorbの映画、映像の世界

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修羅の華

2017年作品、イ・アンギュ監督、キム・ヘス イ・ソンギュン イ・ヒジュン チェ・ムソン出演。

大企業ジェチョルグループの会長秘書ヒョンジョン(キム・ヘス)。 かつては娼婦だったが、犯罪組織を財界の有力企業に育て上げ、ジェチョル会長(チェ・ムソン)に次ぐナンバー2として君臨していた。
一方、その裏でフィクサーとして暗躍するサンフン(イ・ソンギュ)は、組織の闇の仕事を一手に引き受けていた。 それも全て、密かに恋心を抱くヒョンジョンのためだった。
サンフンの手口は狡猾で、経済界の重鎮たちに巧妙にハニートラップを仕掛け、女性たちにたくみにあるホテルに集め、そこで映像を取り、それをネタにユスリ、そして自分たちの事業に有利に導いていくのだった。 その中で検事のチェ・デシク(イ・ヒジュン)はなかなか手ごわかったが、ウエイ(オ・ハニ)の頑張りで彼の動画も撮る事に事に成功する。
しかし、さらなる事業拡大を目論むジェチョル会長はクリーンな仕事をするようになり、サンフンは自らの価値に疑問を持ち始める。 そんな中、ヒョンジョンに恨みを持つチェ検事から、ヒョンジョンの “愛する者” の存在を教えられ、サンフンは絶望と嫉妬に震える。
そして、復讐心に駆られたサンフンと、“愛する者” を 狙われたヒョンジョンは、組織の権力争いと共に壮絶な死闘へとなだれ込んでいく・・・

アクション初挑戦のキム・ヘスの作品ですね。
監督はイ・アンギュ、初監督作品でしょうか?
主演はキム・ヘス、近作は 「グッバイ・シングル」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15470828.html はコミカルで面白かったです。
そしてイ・ソンギュン、「最後まで行く」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14814197.html での苦労する刑事役は面白くもあり、冷や汗の連続でした。
そしてイ・ヒジュン、「火車 HELPLESS」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14259091.html 日本原作作品です。

物語は、ギャングから普通の企業に鞍替えしようとする会長と、その片腕といわれる男、そして秘書とも愛人とも言われているヒョンジュン、この3人の間が、大きく変わっていく話です。
それは、ある人物が帰ってくることが引き金になるんですね。 その若者は、会長の跡継ぎということですが、その迎えに行くのがヒョンジュンでした。
実は彼女は、昔殺し屋のような残忍な事件を起こしています。 そして刑務所に入っているんですが、実はその時にあることが起きています。
もちろんサンフンと、汚いことに加担している彼女、しかし今までとは違い、何か物思いにふけっていくヒョンジュン、彼女の心が大きく動いているんですが、それを知っているのは彼女本人だけなんですね。
悲しくも、壮絶なラスト、淡い一瞬の幸せなシーンで終わるのが、一掃儚く感じます。

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ナンバー2にのし上がったヒョンジョン

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そして裏の仕事を請け負うサンフン

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彼の仕事に妥協は許されない

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そして邪魔者は排除される

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しかしサンフンと

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彼女は敵対していく

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