anttiorbの映画、映像の世界

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ザ・フィクサー

2015年作品、ピーター・ハウイット監督、エリック・デイン キャサリーン・ロバートソン ジム・ソバーン フランク・スコーピオン カイル・スウィッツァー出演。

米国事故調査局のモラロ(キャサリーン・ロバートソン)とタレコミ屋のカーター(エリック・デイン)は、森を丸ごと爆弾で焼き払うような攻撃にも屈することなく、大事故の背景に潜む闇の組織の陰謀を暴く為、調査を続けていた。 しかし、組織の陰謀によりモラロ自身が油田事故の犯人としてでっち上げられ、窮地に陥る。
警察からも追われる身となったモラロだが、事故を装う大規模な陰謀を暴く為、そして殺された自身の家族の復讐の為、カーターと共に組織を追う。
しかし、組織は次のターゲットである、超巨大なガス精製工場の爆破計画を着々とすすめ、実行の日を迎えようとしていた。 モラロとカーターは自らの潔白を証明し、未曾有の惨事と背景に潜む陰謀をく い止めることができるのだろうか?!・・・

放送は前後編になっているこの作品はテレビでのスペシャル枠のようです。
監督はピーター・ハウイット、「サベイランス -監視-」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/3154086.html 「スライディング・ドア」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/6466272.html を記事にしています。 結構コンパクトな2作品、好感が持てる監督です。
主演はとしては主に二人、モラロ役でキャサリーン・ロバートソン、「ネイビーシールズ:チーム6」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15461850.html に出演していました。
そしてエリック・デイン、「バーレスク」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12987091.html でマーカス役をしていました。

物語はタンカーと油田基地の衝突事故が起き、その大災害のシーンから始まります。 モラロは事故調査局の調査員、真面目な調査をする中、二次災害が起きそうな場で救助の手助けをしている際に、あとでリストにはない人物を助けたことが分かったことから、何かこの事故の不審な感情を抱きます。
そして彼女のもとに、謎のメッセージが届くことから、一見事故だと思っていたことが実は各所で起こっていたのではないかという方向になっていくんですね。
人為的災害と、不慮の事故とは大違い、しかしもしかしてそれが巧妙に仕組まれた者だったら一体誰が得をするのか? 実は事故というものが起きると、その会社の株は暴落するだけでなく、ライバル会社は一気に急騰しますよね?
もし事前にそれがわかっていたら、なんて考える輩がいてもおかしくない。
しかしそれを行うには大きな組織だった行動が求められ、巨大でかついろんなところに人脈を気づき、スパイがいなくてはならないってことになりますね。
今作では、このタレこみをしてきたカーターという男が、なかなか面白い存在なんですね。 彼の経歴が結構謎の部分が多く、またなかなかの手練れで、実に頭脳明晰。 そして行動がシビアですが、正義の味方ってわけでもないようです。
しっかりと映画として作るとシリーズ化ができそうな雰囲気の作品でした。

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油田事故が起きる

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調査を始めるモラロの前に現われた謎の男

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しかし狙われる二人

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そして殺し屋も

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背後には大きな企みが

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