anttiorbの映画、映像の世界

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富江

1999年作品、及川中監督、中村麻美菅野美穂出演。

カメラマンを目指し、親元を離れ東京の写真専門学校に通っている20歳の月子(中村麻美)は、3年前の交通事故の後遺症で不眠症と記憶障害に悩まされていた。
そんな彼女に、催眠療法を使って症状の原因を調べようとする精神科医の細野(洞口依子)。 彼女は、月子から 「タナベ」 と 「トミエ」 という名前を聞き出していた。
ある日、細野の元に原田(田口トモロヲ)という刑事がやってくる。 彼は、ある高校で起こった未解決事件を追っていた。
それは、ひとりの女生徒が失踪し、それと時を同じくしてクラスの男子生徒や先生が多数、自殺したり精神をおかしくしたりした不可思議な事件だった。 クラスメイトの中には、彼女を殺して死体をバラバラにしたと証言する者もいたが、死体は未だに発見されていない。 ところが更に不 思議なのは、警察の未解決事件の中にそれと同じ様な事件がこれまでにも何度も起こっており、そこには必ず失踪した女生徒と同姓同名の 「川上富江」 という少女が出現し、殺害されていたことだ。
しかもその富江という少女は、3年前、月子の部屋で月子のボーイフレンド・田辺(小林昭彦)に殺害されていたのだった。 実は、月子はその事件のショックで記憶障害に陥り、心配する両親に交通事故に遭ったと思わされていたのだが、原田はそれと今回の事件の関連性を調べる為に月子の行方を追って細野のクリニックに現れたのだ。
一方その頃、月子が暮らすアパートの階下に、浪人生と称する山本(水橋研二)が引っ越してきていた。 片目に眼帯をした不気味な容貌の彼は、なんと富江の首を育てていた。 彼女は、男たちを不思議な魅力で虜にして狂わせ、再生と消滅を繰り返し人々を破滅へ導く魔性の美少女だった・・・

富江」 というのは伊藤潤二が原作の漫画から映画化になりました。 昔伊藤潤二には待ったことがあって、この作品と 「うずまき」 が好きでしたね。
監督は及川中、「ラヴァーズ・キス」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13485253.html 「スタジアムで会いましょう」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/1270548.html を見ていますが、このシリーズの後半作品も監督に戻っています。
主演は中村麻美、「渾身KON-SHIN」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/8345165.html に出演していましたね。
そして富江役で菅野美穂、もう彼女は多くの作品に出る大女優さんになりましたね。近作は 「恋妻家宮本」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14714319.html でしたね。

この作品は、多くの続編というか、いろんな女優さんがこのあと、富江を演じていくことになるんですね。 続編的な感じには多少なっているんですが、中には独立している感じの作品もあるんですね。
今作はその出発点的な作品に放っています。 富江というのがどんな存在なのか?出だしのショッキングなシーンから始まるんですが(^^)
それでは今後シリーズを追いかけていきましょう。

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彼女が富江

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男を虜にする

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しかしそれは男性だけではなく

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しかし彼女は殺されたと言われていた

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不死身?

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