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富江 BEGINNING

2005年作品、及川中監督、松本莉緒今宿麻美出演。

荒れ果てた廃校に足を運んだ松原礼子(今宿麻美)。 教室の扉を開けると、そこには山本健一水橋研二)が机に座っていた。 彼らは、県立新生高校1987年度3年C組の同窓会の招待状によって、ここへ来たのだ。
12年前の1987年、3年C組に川上富江松本莉緒)が転校してきた。 それまで平和で平凡なC組は富江の存在により、微妙なバランスのズレをきたす。 男子生徒たちがとり憑かれたように富江の虜となり、奈津(菜葉菜)の彼氏である拓巳(杉内貴)もが、まるで魔法にかけられたように富江に心を奪われてしまう。
奈津を中心とした女子生徒たちの嫉妬が頂点に達していた中、礼子だけは違っていた。 そんな礼子の心を読みきっていたかのよう に、富江は礼子に友達になろうと近づいてく る。
クラス中の冷たい視線を浴びる富江と付き合うことは、即ち自分自身も冷たい視線を浴びることになるが、その魅力に引き込まれた礼子は次第に富江と行動を共にするようになる。
女子生徒たちから仲間はずれにされ、いじめられる富江は、彼女たちへの復讐を誓う。 男子生徒たちを惑わして自分のしもべの様に扱い、彼らを使ってゴキブリ紅茶や蟲入りクッキーを奈津たちに無理やり食べさせようとする。
そんな中、富江の魔性に精神を侵されてしまったのか、常軌を逸した男子生徒3人組が刃物を持って富江と礼子を取り囲む事件が起こる。 3人は冗談ではなく本当に富江を殺そうと刃物を振りかざし、富江の右耳を切り落としてしまう。
痛みに苦悶の表情を浮かべる富江を気遣う礼子は、我が目を疑うものを 見てしまう・・・

いったん区切りをつけた “富江” シリーズでしたが、ふたたび復活というか、新たな2部作が作られました。 劇場公開は1週間の時間差で公開されました。 その1作目が今作でした。
監督は1作目を担当した及川中、だからというわけではありませんが、今作は1作目の前日譚になっています。 1作目のキャストの水橋研二が出演してイマスが、実は微妙に配役名が違うんですよね。
そして今作の富江役は松本莉緒、「リアル鬼ごっこ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/3198829.html に出演していました。 そしてヒロイン役は今宿麻美、「ナイン・ソウルズ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/2500455.html に出演していましたね。
1作目で、ある学校のクラスが崩壊したと言う話がありましたが、そのクラスから同窓会の招待状が来たと言う設定で始まり、そこであった出来事を振り返るという流れで物語が進行して行くんですね。
富江がいかに人間離れしていくのか? 原点とも言える作品です。

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12年前に転向してきた富江

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クラスの雰囲気が一変する

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彼女に男たちが惑わされる

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そして女子生徒が結束

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富江の耳を切り落とす

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すると・・・

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