anttiorbの映画、映像の世界

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ザ・ヴォイド

2016年作品、ジェレミー・ギレスピー 、 スティーヴン・コスタンスキ監督、アーロン・プール キャスリーン・マンロー ダニエル・ファザーズ エレン・ウォン出演。

一軒の家から男が逃げ出してきた。 それを追って二人の男が家から出て来るが、さらに女性が初めに逃げ出したと男の後を追い始めると、二人の男たちは女性を銃で撃ち殺し、なんと燃やしてしまうのだった。 残酷なそのやり方を若い男は躊躇するが、中年の男は、暗闇の中に初めに逃げた男を追う。
深夜にパトロール中、保安官のダニエル(アーロン・プール)は血まみれの姿で閑散とした道路に立っている男を目撃する。 ダニエルはその男を保護し人里離れた田舎の病院にたどりつく。
そこには深夜にかかわらず、妊娠中のマギー(グレイス・ムンロー)とその祖父のベン(ジェイムス・ミリントン)、そしてダニエルの妻で看護師のベヴァリー(ステファニー・ベルディング)、そして医師のリチャード(ケネス・ウエルシュ)、そして看護師のミシェル(アート・ヒンドル)がいた。 インターンのキム(エレン・ウォン)は、入院患者のクリフ(マシュー・ケネディ)と話し込んでいたが、急な血まみれの男が担ぎ込まれたことで、病院は騒がしくなり始める。 男の興奮状態は収まらず、これでは仕方がないと思いリチャードは鎮静剤を打ち男を眠らせるのだった。
しばらくは薬が効いておとなしくなったが、病室から悲鳴が上がる。 看護師のミシェルが患者のクリフを殺してしまっていて、なんと自分の顔の皮膚をはぎ、これは私ではないと叫んでいた。 ダニエルにも襲いかかってきたミシェルを彼は撃ち殺してしまう。 異様なことが病院で起こり始めていた。
ダニエルは電話を掛けようとするが、無線で本署に連絡しようとパトカーに戻ったその時、不気味な白装束の人間に襲われる。 なんとか振りほどき病院に逃げ込むが、病院内では、殺された男が変身をし始め異形な怪物に変化する。
そんな中、銃を持った中年男と斧を持った若者も病院内に乱入、彼らは女性を焼いた二人だった。 そして怪物に襲い掛かりなんとか倒すも、全く協調する様子もなかった。
彼らの狙いは、担ぎ込まれた血だらけの男で、あの家から逃亡した男だったが、彼は麻酔で眠っていた彼が目を覚まし暴れはじめ、彼は医師の首にナイフを突き刺し殺してしまう。 気が付くと、外には得体のしれない集団がびっしりと囲んでいる。
病院の外では大型ナイフを持った白装飾のカルト集団、病院のなかでは怪物と、さらに死んだはずの医師の声が響き渡る。 狂ったような世界がこの病院で展開され始めるのだった…

この作品は混んでいましたね。 8割がたが埋まっていました。
監督はジェレミー・ギレスピー 、 スティーヴン・コスタンスキの二人。 私はジェレミー・ギレスピーは初めてですが、スティーヴン・コスタンスキは 「ABC・オブ・デス 2」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14949439.html に参加していました。
主演はアーロン・プールですかね。 「恐怖ノ黒洋館」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13623015.html という主演作を見ています。

物語はショッキングな感じで始まります。 いきなり女が撃ち殺され焼かれるんですが、どう見ても凶悪犯ではなさそうな二人、彼らは親子のようですが、実は息子は言葉を話せない大怪我をしているんですね。
そしてダニエルがそこから逃げてきた男を保護して病院に行くことからこの複雑怪奇な恐怖が始まって行きます。 自分の顔の皮をはぎ患者を殺す看護師、怪物に変身する死体、カルト集団、さらに死者が動き出す、全くわけのわからない地獄のような展開に大混乱に陥る病院内。
そこになぜか深夜にかかわらずいる妊婦と祖父、守るべき対象は妊婦になっていくんですが。

まあとにかくいろんなホラー要素の入ったこの作品、「CABIN」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/8798925.html のような感じですね。 あの怪物の醜悪な姿もまた必見ですが。(未体験18)

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病院内で起こる奇怪な現象

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外にはカルト集団

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怪物の変身する遺体

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応戦するダニエル

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復活する医師

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そして子供が・・・

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