anttiorbの映画、映像の世界

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銀色のシーズン


モーグルの町」 として知られる桃山町で、スキーシーズンを迎えると気ままに日々を過ごす城山銀(瑛太)と、その仲間の小鳩祐治(玉山鉄二)と神沼次郎(青木崇高)。 彼ら3人は 「雪山の何でも屋」 として、その日その日を愉快に過ごしていた。
この “雪猿” たちの存在は、桃山町の人々にも悩みの種だった。 自分勝手に滑るだけでなく、詐欺まがいの行動でカモを見つけては事故を装いタカリもする、町の厄介者となっていた。 ただでさえ隣町に客足をとられる一方の桃山町は、町おこしのプランとして 「雪の教会」 を完成されたばかりだが、銀に対しては強く出られない事情があった。
そんな旅館 「花みずき」 に、雪上結婚式を挙げる一人目の客である綾瀬七海(田中麗奈) がやってきた。 式を3日後に控えた彼女だが、まったくスキーができないため練習のため前乗りしたのだ。 七海の事情を知った銀は、個人レッスンのコーチとなる。 転倒を繰り返す七海に呆れる銀だが、ひたむきにスキーに向かう姿勢は、忘れていた何かを思い起こさせた。
「花みずき」 の資料館で、七海はスキー選手時代の銀の写真を見つける。 そして彼が、全日本チームのエースとして町中の期待を背負いながらも、難易度の高いジャンプに挑んで失敗、大怪我をして引退した過去を知るのだった。 そして小鳩にも過去の栄光の歴史があり、むかし居た大学の後輩が変わり果てた先輩の姿に驚く態度を見て彼の少なからずショックを受ける。
そして、式の前夜、雪猿たちの悪戯で 「雪の教会」 が破壊されてしまった。 「花みずき」 のオーナー瀬戸(國村準)たちは青ざめるが、同時に七海も姿を消していたのだった…

監督は羽住英一郎、近作は 「暗殺教室」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/MYBLOG/yblog.html?fid=0&m=lc&sk=0&sv=%B0%C5%BB%A6%B6%B5%BC%BC ですが、「おっぱいバレー」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/442107.html も見ています。
そしてヒロイン役は田中麗奈、近作は 「葛城事件」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14326725.html ですね。

物語は、雪山でのいくつかのドラマが織りなす人生再生のお話ですね。 全日本のエースだった城山銀、今は逆に待ちの嫌われ者であり、はれ物になってしまっています。 好き勝手な振る舞いは、町に迷惑をかけるだけの存在に成り下がってしまいました。 しかしそれをしっかり言えるのは、監視員の宮部智明だけでした。 他の町おこしの役員たちは何か彼に遠慮をしているんですね。 それは過度の期待をかけて、大怪我をした銀に対する引け目なんですね。
そこに現れたのが、町おこしの結婚式の企画に応募してきた綾瀬七海でした。 夫は仕事でギリギリに合流する、その前にスキーの上手い夫に対して全く滑れない彼女が個人練習に来たという事でした。
ひょんなことから彼女のコーチをすることになった銀、いい加減な教え方で、粗っぽいやり方、ただの金ズルだと思っていましたが、なにか彼女に感じたのか、放ってはおけない感じになってきます。
しかし彼女の方にも大きな秘密があったんですね。
雪山のドラマですが、ちょっとした淡いロマンスも感じる可愛い作品、田中麗奈がヒロインをしているちょっと前の作品でした。

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自分勝手な何でも屋の3人

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レスキューの宮部

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堕落した銀を叱るのだが

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そこに七海がやってくる

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ここでっ結婚式を挙げるためだが

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スキーが出来ない彼女は前ノリをして練習をしにきたのだった

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