anttiorbの映画、映像の世界

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エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事


1870年代初頭のある夕べ、若き弁護士のニューランド・アーチャー(ダニエル・デイ・ルイス)や、その婚約者メイ・ウェランド(ウィノナ・ライダー)と彼女の母親ウェランド夫人(ジェラルディン・チャップリン)をはじめ、ニューヨーク社交界の人々がオペラ会場に集った。
ひときわ注目を引いたのは、夫から逃れてヨーロッパから帰国したという噂のエレン・オレンスカ伯爵夫人(ミシェル・ファイファー)だった。 ニューランドは幼なじみのエレンの出現に心を揺さぶられた。
外聞をはばかるエレンの一族は離婚を思いとどまらせようと、ニューランドを使者に立てる。 だが、彼女の率直な態度や考え方に、厳格で欺瞞に満ちた社交界にない新しさを感じた彼は、メイという申し分 のない結婚相手がいながら、エレンに惹かれていく。
しかし、エレンは、次第に社交界から排斥され、2人の愛にも上流階級特有の見えない圧力がかけられる。 エレンは一族の願いを聞き入れ、離婚を思いとどまる。 それはニューランドを愛するゆえの選択だった・・・

マーティン・スコセッシ監督といえば、「タクシードライバー」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/9140778.html であり、「グッドフェローズ」 「ディパーテッド」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/5704056.html 、最近では 「ウルフ・オブ・ウォールストリート」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11039798.html という作風のイメージが強いんですが、たまに 「ヒューゴの不思議な発明」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12372438.html みたいに、彼にとっては変化球じゃないかと思う作品も撮りますね。
まさに今作は、そんな感じに見えた作品でした。
舞台は1870年のニューヨークの社交界。 何かヨーロッパ風の貴族社会のような様相を見せていて、場所を間違ってしまう感じでした。 ここでの幼馴染みのある弁護士と伯爵夫人の間のお話ですね。
ダニエル・デイ・ルイスが若いちょっと頼りなさ気の弁護士役なんですね。 彼の最近の作は、スピルバーグ監督の「リンカーン」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/9258457.html でしたが、私にとっては「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/4780185.html のような骨太の役のイメージが強いんですね。
何か行ったり来たりの優柔不断の男という感じでしたが、ある出来事で彼の方向が決まり、めでたく?結婚するんですが、それまでなにかふらふらする姿がどうもイメージと会わないんですがね。
監督も何かこの作品はしっくりきたんでしょうか?

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夫から逃れ帰国したエレン

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しかし離婚をさせないように

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幼馴染みのニューランドを使者に

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しかし二人は惹かれあっていた

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そして深みにはまっていく

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