クライムダウン - anttiorbの映画、映像の世界

2011年作品、ジュリアン・ギルビー監督、メリッサ・ジョージ、エド・スペリーアス、イーモン・ウォーカー、ショーン・ハリス、アレック・ニューマン、ホリー・ボイド出演。

ロブ（アレック・ニューマン）、エド（エド・スペリーアス）、アリソン（メリッサ・ジョージ）は高所の山を機材を取り付けながら登っていた。　アリソンはイヌワシが飛んでいるとカメラを回す。
突然、エドが油断して落ちかけるが、宙吊り状態で起き上がることができなくなってしまった。　必死に助けを呼ぶエドだったが、アリソンが落ち着かせ、先に行ってたロブが戻ってきて、なんとかエドは助った。
３人はジェニー（ケイト・マゴーマン）とアレックス（ゲイリー・スウィーニー）がいる山小屋にやってきた。アリソンは飾られている額縁の中の山を見る。　その山はアイガーと呼ばれていて、７０人もの死者を出していた。
翌日、頂上付近の風が時速65キロもあることから、ロブは計画を変更することにする。　西壁は明日にして、今日は難易度が高いのだが、北尾根を目指すことにした。そこはヘルメットやロックシューズなどは誓わず、軽装で長距離を歩くことにする。
そのあと、エドは何か人の悲鳴のような声を聞く。　何度か耳を澄まして聞いていると、確かに悲鳴のような声で、みんなで声のする方向を探し始める
進んでいくと、地面から呼吸用の管があり、ロブは急いでスコップを取りに行って、エドと掘り返していく。　中には木枠があり、蓋を開けると中には怖がっている女の子がいた。　彼女の名前はアナ（ホリー・ボイド）で、英語が通じないのだった。

エドはアクセントが似てることから、元カノが喋ってたクロアチア語を喋っていると判断できた。
アナを救うためにも、助けを呼ばなければならず、電話は５０キロ先の幹線道路まで出なければ通じない。　最寄りに村は２５キロあるのだった。
そして、悪魔の壁と呼ばれる垂直の絶壁を越えれば早く着くことができることで、ロブは一番経験のあるアリソンと共に、悪魔の壁を越えることにするのだった。　他の３人は村まで行くことにし、ロブは後からヘリで迎えに行くと言う。
ロブとアリソンは悪魔の壁に到着し、先にアリソンが行くことにするが、ロープが足りなくて、途中からロープを外して中継ポイントまで何とか降りていく。
しかしロブが降りていくと、ロープが切れロブが転落死岩に打ちつけられ動かなくなってしまった。　アリソンはロブがいないと先に降りることができないが、意を決して、ロープなしの自らの力のみで降りていく。
すると途中、上から石が降ってきて、アリソンは頭に石がぶつかって川に落ちてしまう。　何とか川から這い上がるが、気絶してしまった。　そして崖の上には、数人の男が銃を持って密かに狙っていたのだった…

監督はジュリアン・ギルビー、「ABC・オブ・デス２」　https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14949439.html　に参加していました。

主演はメリッサ・ジョージ、多くの作品に出演していますが、記事にしている作品がないんですね。いずれは。

何気なくチョイスした作品で、トレッキングものかと思っているとさに非ず、壮絶な作品でした。

物語は数人でトレッキングをしていたところ、妙なところにう埋められ監禁されていた少女を助けたことにより、彼らたちが何者かに狙われるお話ですね。　人相が悪い数人の男、それぞれにライフルを持っていて、少女を助けた彼らに狙いを絞ってきます。　

いったい何が起こったのか？　理解できないエドたちでしたが、容赦ない標的にされた彼らはひたすら逃げ、人のいる場所までたどり着かねばなりません。

一体少女は誰なのか？　そしてさらに別の男たちも出現、ちょっと背景がわかるまでは謎だらけのお話ですね。

意外に面白いサスペンスです。