anttiorbの映画、映像の世界

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ロキシー


郊外の人通りの少ない街の交差点で車が追突してきた。 女が乗っていて、人相の悪い男が女を追いかけていく。 路地裏まで、ギャング風の男たちから逃げようとする女・ロキシー(ゾーイ・クラヴィッツ)を偶然に見かけたヴィンセント(エミール・ハーシュ)は、車を飛び出し、助けに入る。 今度は男がヴィンセントに襲いかかってくるのだが、ロキシーが一撃、男が気絶をした際に車でそこを脱出する二人。 行きがかり上、彼女を助けた彼は車で街から走り去る。
会話もなく、どこまでも続く穀倉地帯を走り続ける二人。 なぜかヴィンセントは彼女のことが気がかりになり、自分はこれから兄のJC(エモリー・コーエン)のところに行くので、何かあったらたずねてきて欲しいと言う。
金も、住むところもないロキシーは、結局ヴィンセントをたずねてくるのだった。 訳ありなロキシーを兄の元に連れて行くと、JCはやばいことに関わっている女じゃないかと、ヴィンセントに問いただす。 彼はそんなことはないと言い、JCは今付き合っているケイト(ゾーイ・ドゥイッチ)を紹介する。
ケイトは早速自分の働いているバーで働かないかと誘ってくれ、ロキシーに仕事まで世話をしてくれる。
一方ヴィンセントは、JCが新たに車の 修理屋を始めるので手伝うことになった。 実はヴィンセントは母の介護を3年していたが、それに疲れて出て行ってしまったのだった。 その後母は亡くなり、JCが墓を作った。 そんなこともあり、兄の仕事を手伝うことに決めたのだった。
ロキシーは、住むところももらい、そしてだんだんとみんなに打ち解けていく。 ロキシーとヴィンセントの距離もだんだん近づいていくのだった。
しかしロキシーはある事情を抱えているのだった。 そしてケイトを狙う昔の男がJCにちょっかいをかけてくる。 そして、なぜヴィンセントが彼女を気にかけているのかがロキシーにばれてしまうのだった・・・

監督はゲイリー・マイケル・シュルツ、長編2作目で、日本初公開ですね。 主演のロキシー役はゾーイ・ クラヴィッツ、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13179139.html 「ドローン・オブ・ウォーhttps://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14971351.html  に出演しています。
ヴィンセント役はエミール・ハーシュ、「ジェーン・ドウの解剖」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14963668.html で主演をしていますね。
物語は、助けた謎の女ロキシーとの愛憎劇ですね。 いきなりギャング風の男に襲われている彼女を助けたヴィンセントは、彼女の面倒をそれこそ、親身に見て行くんですね。
そして兄に対しても、何か従順で、一生懸命二人で車の修理を始めます。 そこまでは順調なんですが、ケイトに絡んでくる男とのいざこざをきっかけに歯車が狂って行きます。 そして決定的なことが起きてしまうんですね。
昔あったドライビングシアターに行った後、ロキシーとヴィンセントの間に亀裂が入ってしまいます。 それは突然でしたが、いずれ来ることなんですね。
そしてここからヴァイオレ ンスに急展開していきます。
最後は、とにかく壮絶ですよ。 何かがおきるというドキドキ感がとうとう来る、そんな作品ですね。

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彼女を助けてから、急接近する二人

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兄の所に身を寄せるヴィンセント

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しかしいきなり銃を突きつけ

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二人に亀裂が入る

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彼女にはある事情があった

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