anttiorbの映画、映像の世界

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ジェーン・ドウの解剖


バージニア州の田舎町。 ある家で家族全員が死んでいるのが発見された。 殺人事件であろうと判断されるが、犯人の痕跡がなかなか見つからない中、地下室からおかしなもう1体の遺体が見つかる。
それは全裸の女性で、彼女には傷一つない綺麗な体だった。 そして掘り起こされたのか、埋めようとした途中だったのか、下半身が土の中にあるのだった。
バーク保安官(マイケル・マケルハットン)は、この謎の遺体が何かのカギを握っているのかという事と、この不思議な遺体の死因を調べるために、経験豊富な検死官トミー(ブライアン・ コックス)のところに急いで送ることにした。
トミーは、息子のオースティン(エミール・ハーシュ)とともに遺体安置所と火葬場を経営している。 その日も数体の遺体の検死を行い、オースティンはガールフレンドのエマ(オフィリア・ラヴィボンド)と待ち合わせをして二人で遊びに行く予定だった。 
エマは、ちょっと不気味なこの建物に興味が湧き、いろいろ聞いてくる。 そして遺体安置所にある死体を見たいと言い出す。 親子はちょっと驚かせてやりながら、彼女の気が済むように死体を見せてやるのだった。
そこに保安官から緊急の検死依頼が舞い込む。 身元不明の美女 “ジェーン・ドウ”(オルウェン・ケリー)の検死であった。 保安官からは何とか今晩中に死因を調べてほしいと言われ、それは翌日の惨殺事件の会議のためといわれ、トミーは馴染みの保安官の頼みを断れなかった。
そしてオースティンも彼女の約束をずらし、二人はその女性の遺体の検死を始めるのだった。 いつも通りの検死だと思われたが、はじめに驚くべきことがわかる。
それは遺体の両手足首の骨が折れているのだった。 なぜ折れているのか? 彼女はどういう状態にされていたのか?
そしていよいよ、メスを入れる段階となっていくのだが…

これはなかなか奇怪なお話ですね。 はじめからゾクゾクする作品でした。
監督はアンドレ・ウーヴレダル、そう見た方も多いと思いますが 「トロール・ハンター」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/9794378.html を撮っています。 なかなか面白いフェイクでしたが、今作は本格的なホラーに挑戦しています。
主演は親子役で、父親がブライアン・ コックス。 近年の出演作は 「ピクセル」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13461123.html 「記憶探偵と鍵のかかった少女」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12202656.html といったところですね。 息子にはエミール・ハーシュ、「ローン・サバイバー」  https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11300244.html 「ある愛へと続く旅」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14950563.html に出演、インパクトのある役をしています。
そして “ジェーン・ドウ” でオルウェン・ケリー、彼女はモデルとして多くの雑誌に出ていますが、近年は映画にも進出をしているようですね。 私は初めて見ますが、今作で動く彼女を見れるシーンは一瞬だけ、それもある部分がピクリでした(^^)
物語は、この後湖の検死をする親子が恐怖の夜を過ごすことになって行きます。 ネタバレ厳禁の作品なんで書けませんが、記事の中にほんの少しヒントが(^^)
これはホラー好きには必見のなかなか面白い作品でした。

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緊急の解剖依頼が来る

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運び込まれた身元不明の遺体=ジェーン・ドゥ

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遺体の足首には鈴がつけられる

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まず気がついたのが、両手足首が折れていること

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そしていよいよ解剖していくのだが・・・

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