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ミミック

1997年作品、ギレルモ・デル・トロ監督、ミラ・ソルヴィノ、ジェレミー・ノーサム出演。

近未来のニューヨーク。 ストリックラー病と呼ばれる死の伝染病が蔓延している近未来のニューヨーク、助かった者も重い後遺症に苦しめられていた。
有効な治療法のないこの病気に対し、アメリカ疾病予防管理センターのピーター(ジェレミー・ノーサム)から要請を受けた昆虫学者スーザン(ミラ・ソルヴィーノ)は、ゴキブリだけを殺し、一定期間後に死滅する病原菌の媒介源の虫を殺す新たな遺伝子生物を生み出すことに成功、新生物を 「ユダの血統」 と名付けて学会に発表した。 そしてその新薬を使い媒介のゴキブリを絶滅させたと思われ、「ユダの血統」の存在は創造主であるスーザンからも忘れ去られていた。
3年後、ニューヨークのとある駅周辺でホームレスが次々と行方不明になる事件が発生。 スーザンのところに持ち込まれた巨大な昆虫の幼虫らしき物体を調査した結果、死滅したはずの 「ユダの血統」 が生き延び、密かに繁殖している事が判明する。
彼らを絶滅させるべく行動開始するスーザンだが、3年の月日は 「ユダの血統」 を人類の天敵となりうる生命体へと進化させていた・・・

監督はギレルモ・デル・トロ、さすがにこの1作目は面白いんですが、人類の天敵が巨大な虫というか、ゴキブリをさらに捕食した存在ということで、なかなか気持ちいいもんではありませんね。 監督の近作は、「クリムゾン・ピーク」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13808798.html 早く新作が日本公開になりませんかね?
主演はミラ・ソルヴィノ、「ファイナル・カット」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12618775.html 「パンデミックアメリカ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/2065320.html に出演していました。
物語は、この生き延びた “ユダの血統” との戦いになって行きます。 しかしなかなか厄介な存在なんですよね。 そしておぞましい姿にどんどんなっていくんですよね。
しかしゴキブリの繁殖力、生命力は凄いんですよね。 人間が滅びても、ゴキブリは生き延びると言われているほどで、「テラフォーマーズ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14106983.html は苛酷な火星という環境でも生き延び、そして巨大化、等々人類に変わって火星を我が物にしたというお話でしたが、そのゴキブリが媒介者になって、病気を運ばれたらどうしようもないですよね。
だから天敵を作るというところと、その天敵が子孫を残せない、1世代で終わるというのはなかなかいい設定でした。
しかし生物というのはあらゆる手段で、子孫を残すと言う習性を持っているんですよね。 雄と雌がいなくてもといった現象があるのは 「ジュラシック・パーク」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13335637.html でもそういうシーンがありましたね。
さて絶滅できるんでしょうか? なかなかハードな戦いになって行きます。

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ユダの血統を作ったスーザン

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ユダの血統がいたとしたら

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そしてとうとう生き残りが

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そしてその巣は地下鉄の奥に

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はたして脱出、絶滅できるのか

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