anttiorbの映画、映像の世界

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ミミック2

2001年作品、ジーン・デ・セゴンザック監督、アリックス・コロムゼイ主演。

アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク、マンハッタン。 カナルストリートを歩くアジア系男性・トラン(ビル・チョー・リー)は、不吉な影に追われていた。 不吉な影はコートを着たようなシルエットをしていた。 その不吉な影から、鋭い鉤爪のような巨大な足が出てくると、トランの胸を貫く。 直後、トランはタクシー運転手・コウ(ボブ・ラムノック)の乗るタクシーに轢かれ、コウも死亡した。
現場検証した若い男性・クラスキー刑事(ブルーノ・カンポス)は、トランの死体から内臓が抜き取られ、顔もえぐられているのを見て、猟奇殺人だと思いこむ。 よほどの恨みなのか?
スーザン(ミラ・ソルヴィノ)の親友の若い女レミー・パノス(アリックス・コロムゼイ)は、 小学校の先生になっていた。 アリの生態について説明したレミーは、「昆虫になりきった作文を作れ」 という宿題を出す。
レミーは自宅で、昆虫やイグアナなどを飼っていた。 研究職からは離れたものの、以前に遭遇した 『ユダの血統』 が進化した姿は記憶に残っており、いまでもときどき悪夢にうなされ。 私生活では、恋人を作ろうと手当たり次第男性と会ってみるのですが、ぴんとくる男性が現われない。 レミーをストーカーしてくるような、変人ばかりとの出会いが重なっていた。 男性と会った日には、レミーは自分の顔をポラロイド写真で撮るのが常だった。
レミーが通う小学校は、老朽化に伴って今年で取り壊す予定だ。 学校の用務員をする中年男性のルー(ジム・オヘア)は、取り壊す作業が楽しみだと言っていた。 レミーの学校の帰りを、卒業生のOBにあたる10代後半の青年・ニッキー(ウィル・エステス)が待ち伏せしていた。 ニッキーはレミーとデートしたいのだが、レミーは卒業生とそういう関係になりたくないと断る。  そのころ、レミーの教え子の黒人少年・サル(ギャヴィン・ユージン・ルーカス)は、壁の穴に入った猫が、暗がりで大きな何かに襲われるのを目撃した。
その日の夜、レミーの部屋にジェイソン(ブライアン・レックナー)という男がやってきた。 レミーはジェイソンと1回デートしたのだが、しっくりこなくて別れを告した。 ジェイソンはレミーを諦めきれず、花束を持って誘いに現れたのだった
レミーがストーカー扱いすると、怒ったジェイソンはレミーの古いアパートの扉を蹴破って壊し、去っていった。 レミーは、出会う相手がみんな変人ばかりだと嘆く。
立ち去ったジェイソンはその後、夜の道で電灯の上から襲われてしまうのだった。 恐ろしい何かがまた動き始めるのだった・・・

前作のスーザンから、彼女の親友だったレミーが今回の主役になります。 アリックス・コロムゼイがその主役を演じていますが、「ブラッド・ワーク」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14934529.html に少し出演していました。
監督はジーン・デ・セゴンザック、テレビ作品主体の監督ですが、今作は劇場公開になりましたね。
物語は、一掃したはずの 「ユダの血統」 がやはり生き残っていたお話ですね。 そしてやはり驚異的な進化を遂げていたと言うお話です。 「ミミック」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15182275.html でも描きましたが、ゴキブリ類は、驚異的な生命力と繁殖力を持っていますが、ここに知能が備わると、さらに厄介ですね。
さらに怖いのは、進化した擬態の習性ですね。 とうとう人間体に化けていくと言うことですね。 暗がりではわからないほどの変身能力を見につけるんですね。
しかし、この作品はただ怖いでは終わらず、さらに人間のある部分さえも身につけているんですね。 そこがなんか悲しさを感じる作品でもありました。

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教師となったレミー

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そして不気味な事件が起こり始める

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それはあの血統だった

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そして人間に擬態する

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おぞましい姿に

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