2005年。 ジャカルタ。 幼いアベルが庭で空を見つめている。 「木の後ろに誰かいる」 と姉に言う。 アベルは夜ヘッドホンが手放せない。 音楽を聴いていないと人の声が聞こえてくるからだ。
ある雷雨の夜。 何かを感じたアリアがアベルの部屋を覗くと、バケモノのような男が現れた! 悲鳴を聞いた父と母がドアを開けると、アベルが泣き叫び、両脚に大きな傷ができていた…
バンコク。 2017年。 恋人のダビン(デニー・スマルゴ)とカフェで談笑するアリア(ジェシカ・ミラ)に、叔父のハーマン(デリー・ダラジャット)から電話がかかった。 アリアの両親が交通事故で亡くなったのだ。
父の死により、自宅を出なければならなくなったアリアに、昔住んでいたジャカルタの家にアベル(ビアンカ・ヘロ)と住めばいいと叔父が勧める。 アリアはその提案を受け入れ、恋人のダビンと共にジャカルタへ引っ越すことに決めた。
ジャカルタの家についたアリア、アベルとダビンの3人。 恐る恐る家の奥へ進むアベルは、部屋の隅のシーツが叫びながら自分に向かって来るのを見て逃げ出した。
アベルは怯え、自室に閉じこもる。 アリアが声をかけても部屋から出ようとしない。その夜、階下へ降りたアベルは、ゾンビのように這う男に両足を掴まれるのだった・・・
さて、インドネシアのホラーです。
監督はロッキー・ソラヤ、「ザ・ドール」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15882991.html 「ザ・ドール2」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15884232.html を撮っていますね。
主演はジェシカ・ミラ、今作で初主演でしょうか?
物語は、人には見えない死者が見えるという家系に生まれた姉妹のお話です。 特に妹は昔からそのことを訴えており姉のアリアは、なかなかそれを信じる事が出来ませんでしたが。
アリアは独立し、バンコクで暮しています。 ダビンという恋人がいますが、突然叔父から知らせが。 両親が事故で死んだという知らせでした。 そうなったら一人残った妹のために彼女は実家に帰るんですが、実家に帰ることは妹は嫌がります。 そうここは幼いころ嫌な思い出があるんですね。 ジャカルタの実家はなにかいるんですね。
今作は、オーソドックスなホラーで、「インシディアス」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13117879.html に似ているんですね。 インドネシア版を作りたかったんでしょうね。 続編も製作されているようです。