anttiorbの映画、映像の世界

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メアリと魔女の花

2017年作品、米林宏昌監督、声の出演:杉咲花神木隆之介、天海裕希、小日向文世大竹しのぶ

田舎町の赤い館村に引っ越してきた11歳の少女メアリ・スミス(声の出演・杉咲花)、彼女は明朗で快活、天真爛漫だが、やることなすことなかなか上手く行かない。 ここではテレビが壊れていて、両親がまだこちらに来ないので、大叔母のシャーロット(大竹しのぶ)と、家政婦のバンクス(渡辺えり)との暮らしは退屈で仕方がない。
庭師のゼベディ(遠藤憲一)の手伝いをしようとしても失敗ばかり、そこに配達に来た少年・ピーター(神木隆之介)と出会う。 しかし赤毛のことを馬鹿にされ、あっさり嫌な奴と思ってしまうのだった。
ある日、お弁当を作ってもらったメアリは、森の中で食べていると、そこに黒猫がやってくる。 少し分けてあげるとすぐに行ってしまう。 しかししばらく見ていると、黒猫は灰色に変わってしまう。 見間違えかと思って後をつけていくと、どんどん奥に入って行ってしまった。 そこでメアリは青色の小さく綺麗な花を見つけるのだった。黒猫は灰色の猫のガールフレンドがいるのだった。
それを積んで帰ってきて、ゼベティに見せると、彼は不思議な花 《夜間飛行》 と言われる花で、それはかつて、魔女の国から盗み出された禁断の “魔女の花” だという言い伝えがある貴重な花だと言い、彼も初めて見たというのだった。
次の日、メアリは、シャーロットからお使いを言づけられる、渡された住所を見ると、なんとそれは嫌なピーターのところだった。 私終えた時、霧が立ち込めていた。 こういう日には森に入ってはいけないことになっていたが、メアリはピーターと言い合いになり森に入ってしまう。 そこで大きな蔦に絡まった古びた箒を見つけ、昨日の花が青い光を放つのだった。
その時箒は急に動き出し、メアリと黒猫を乗せて、飛び出し始まるのだった。 いったいどこに飛んでいくのか? 着いた先はなんと雲海にそびえ立つ魔法世界の最高学 “エンドア大学” だった…

これも長い間予告編が流れていましたね。 ジブリから独立した西村義明氏が設立した 「スタジオポノック」 の記念すべき長編第1作の劇場公開作品です。
監督は米林宏昌、「思い出のマーニー」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11916417.html は好きな作風でしたね。 思っていた感じと違うお話でしたが、ちょっと切ないキュンとする作品でした。
声の出演はメアリに杉咲花、「思い出のマーニー」 でも彩香という眼鏡の女の子役で声を当てていました。 そしてピーター役で神木隆之介、彼は実写でもがんばっていますが、昨年超大ヒットした 「君の名は。」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14386215.html でも主人公の立花瀧役をしていましたね。
ジブリの魔法物と言えば 「魔女の宅急便」 ですが、新会社の第一弾はくしくも魔法物となりましたね。
物語はこの後魔法大学で、メアリがいろんなものを見る中、すっかり一夜限りの魔法の国を堪能します。 しかしもう行くこともないと高をくくっていたら、なんと問題発生、再び魔法大学に行くことになりますが、そこでいろんな謎が明らかになっていくというお話でした。
冒頭部分は記事に書きませんでしたが、ちょっとしたバトルシーンのようなものがあるんですよね。 ジブリ作品は、最近はだんだん敷居が高くなってきた感じがする中、ハードルを下げてわかりやすくした作品に感じましたが。

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昔ある魔法使いが・・・

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田舎に来たメアリは退屈をしていた

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シャーロット大叔母のところに

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ある日、猫たちに連れられ

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夜間飛行を見つける

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そして魔法大学へ

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