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20センチュリー・ウーマン

2016年作品、マイク・ミルズ監督、アネット・ベニング主演。

1979年、カリフォルニア州南部にある町サンタバーバラ。 一人で息子ジェイミー(ルーカス・ジェイド・ズマン)を育てるドロシア(アネット・ベニング)は、駐車場で自分の車が燃えているのを、ジェイミーと呆然として眺めていた。
さすがに古い車で、ガソリン臭く、何かの拍子に引火してしまったようだ。 運転中でなかったのがせめてもの幸いだった。 彼女は火を消してくれた消防士たちをディナーに招待をする。 夫と別れ、昔から乗っていた愛車だったが。
ドロシアはシングルマザーだが、ジェイミーは15歳になり思春期を迎えていた。 なかなか話も合わなくなっていることから彼女はある考えを思い付いた。 それは下宿しているパンクな写真家アビー(グレタ・ガーウィグ )とジェイミーの幼馴染で友達以上恋人未満の関係にあるジュリー(エル・ファニング)に、彼の成長を手助けしてほしいと願い出ることだった。
アビーは下宿代をディスカウントすることを条件に、ジュリーもOKするが、最近性に対しても興味を持って来たジェイミーにちょっと困ってもいた。
またウィリアム(ビリー・クラダップ)も同居しており、彼は父親的な存在になってくれることをドロシアは期待していたが、ヒッピーで、自然や、木に対する興味しかない彼をジェイミーは距離を置いていた。 もともと彼はこの家の修理をしていたが、いつの日か同居するようになったのだった。
時代の転換期を生きる彼女たちとジェイミーの特別な夏がはじまる・・・

監督はマイク・ミ ルズ、初鑑賞の監督です。 主演はアネット・ベニング、近作は 「Dearダニー 君へのうた」 ですが未見、「ルビー・スパークス」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12431421.html 「マーズ・アタック!」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12887896.html  は鑑賞しています。
ジェイミー役にはルーカス・ジェイド・ズマン、「フッテージ デス・スパイラル」 で映画デビューをしています。
そしてエル・ファニング、「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14318269.html では娘役をしていました。 グレタ・ガーウィグは、「マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14704737.html が新作ですね。
物語の時代設定は70年代後半です。 当時のニュースがテレビから流れ、アメリカはレーガン大統領の強いアメリカの前のカーター政権の時代ですね。 民主党政権下で、カーターのリーダーシップが問われた時代。 世界的なイスラム勢力が高まってきた時代でもありました。
政治的な話はさておき、劇中はいたってシンプルな思春期の少年と、シングルマザーとの隔たりのお話です。
しかしこの二人は家族同然の3人がいるんですね。 ジュリーは毎日窓から入り込んでSEXなしで彼と一緒に寝ている。 アビーは子宮頸癌の経験があり、医者から子供を産むことはできないだろうと言われています。 そして変わり者のウィリアム。
変な5人ですが、なぜかジェイミーのことは兄弟? 家族? 弟? 息子? そんな感じで慈しんでいるんですね。 まあそれはドロシアが、母のような、姉のようなちょっと女親分のような存在だからなんでしょうね。
ハンフリー・ボガードをこよなく愛するドロシア、彼女の時間はあまり進んでいない感じがして、世間のことには疎い、しかし子供のことが心配、でも介入の仕方がわからない、典型的な片親なんですね。
周りから見ると、ついついつどって来てしまう親子なんでしょうね。 不思議なドラマですが、ジェイミーの回想録のようなお話、母の生き様のドラマでした。

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最近うまく行っていない母子

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二人に協力を仰ぐ

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母親がセラピストのジュリー

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写真家のアビー

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ジュリーは毎日窓から忍び込んで寝に来る

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上手くジェイミーを導けるのか?

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