フローレンス・マー(グレタ・ガーウィグ)は、グリーンバーグ家のマーラーという飼い犬を散歩させている。 彼女はフィリップ・グリーンバーグ(クリス・メッシーナ)の頼みでドライクリーニングを取りに行き、彼の家に帰ってきた。
グリーンバーグ一家は家族でベトナムへの旅行のために家のことをフローレンスに頼みで書けることになっていた。 マーラーは持病を持っている犬なので、その点が気がかりだったのと、実は兄がこの家に一人残ることを彼女に説明するのだった。そして、何かを必要とするならば、フローレンスにロジャー(ベン・スティラー)を助けてくれるよう頼むのだった。
彼の妻のキャロル(スーザン・トレイラー)は、ロジャーが神経衰弱で苦しんでいて、ちょうど今病院から退院したばかりだと打ち明けてくれる。 ロジャーは大工で、フィリップによってマーラーに犬小屋を建ててやるためにしばらく家にいてもらう事になっていたのだった。
実際には家族たちは、ロジャーに家の留守番をさせてほしいと言ったのだが、それでは心配で、フローレンスに彼のお目付け役も頼んだのが実態だった。 フローレンスも彼氏と別れて、時間があり、気軽に引き受けるのだった。
しかしロジャーは、隣人が騒いでいることになかなか気分を壊され、何かと落ち着かない。 しかし彼らはフィリップからプールを使ってもいいと言われており、それは我慢するしかないのだった。
ロジャーは友人イヴァン・シュランク(リス・エバンス)と久しぶりに会う。 一番の親友だったが、そんな彼でも気が許せる時間はほんの少しで、なかなか腹を割って話すことができないでいるのだった。
若いフローレンスに対して、急に体を求めたり、ぎこちない生活が始まるロジャーだった…
これは日本未公開作品、ベン・スティラーと言えば代表作は 「ナイトミュージアム」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12841354.html http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12844769.html http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12848200.html シリーズ、「ミート・ザ・ペアレンツ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11365556.html http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11370549.html 等コメディベースの話が定番ですが、今作はそんな彼のイメージとは全く違う作品です。 だから劇場スルーになったんでしょうね。
相手役はグレタ・ガーウィグ、「マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14704737.html が最新作。
このお話は、この後、なかなか精神的に社会復帰が難しいロジャーの苦闘が続きます。 若くてきれいなフローレンスに傾倒するのかと思いきや、彼はどうも忘れられない女性の存在があるんですね。
頭の中でその女性と、フローレンスをシビアに比べている。 しかし現実に彼はぶち当たっていきます。
ちょっとぎこちない作品ですが、ベンの違った面が見れる作品でした。
妹の家の留守番をすることになったロジャー
しかし喧騒が嫌いな彼
そして若いフローレンスが来てくれる
親友のイヴァンと3人でくつろぐ時間ができる
しかし不安定なロジャー、それには理由があった