anttiorbの映画、映像の世界

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放送禁止4 恐怖の隣人トラブル

2005年作品、長江俊和監督、たなべ勝也、内田チエ出演。

2003年9月、番組スタッフが主婦からの依頼で、取材を開始するのだった。
ゴミだらけの庭、家庭菜園をしているにも拘らず劇物をまかれ枯れてしまっている。
「お隣の奥さんに嫌がらせをされている」、被害者の主婦が外出し、帰宅後には意味不明な紙が壁一面に貼られていた。
子供は無邪気にインタビューに答えるが、夫は出張で取材中は居なかった。 商事会社に勤務する夫仁志氏は、夜中に帰宅するので、嫌がらせの現状を理解していない。
撮影スタッフに隣人から嫌がらせを受けていると訴える妻・利香子に対して、夫・仁志は 「むやみやたらに近所の人を疑うのは良くない」 と発言していると、取材中に自宅のガラス目掛けて何かを投げつけられ、ガラスが割れるのだった。
引越して来た時は、仲が良かったのだが隣人の夫が亡くなってから、人が変わったかのように森下家に嫌がらせをするようになったというのだ。 子供に嫌がらせされるのが不安だと、訴える妻に対し、「証拠が無いと何も言えないのではないか、決定的な証拠があれば」 と答える夫。
取材班は合計三箇所にカメラを設置し、隣人からの嫌がらせの有無をビデオテープに記録し撮影することにした。
スタッフが隠しカメラを設置したところ、隣に住むUさんが嫌がらせを行う決定的な証拠映像を押さえ、隣人Uさんがしているであろう嫌がらせの内容が映った映像をを見て、さすがに森下夫婦の夫・仁志も納得するのだった。
そしてなぜ嫌がらせをするのか理由を聞こうと話をしに行くのだったが…

さて本作は “隣人トラブル” のお話。 せっかく一軒家を購入して、マンション、アパートと違い気兼ねない生活ができると思う家族もいることでしょう。 しかし今度は地域に根付いた生活をするために、近所付き合いという事が入ってきます。
私もほぼ同時期に引っ越してきたお隣さんは初めからしっかり仲良くやろうと思っていましたし、今は引っ越しされちゃいましたが、比較的順調なお付き合いができたのは良かったことです。
しかしそうはいかない時も世の中にはあるようで、それがまさに今作品のパターンでしたね。 どうして嫌がらせをするのか? 精神的に病んでいるんじゃないだろうか? 昔はそうではなかったのに。
実際家にいることの多い妻と息子と違い、夫は朝出て夜遅いことから今一つ被害の状況がわからないで進行していきますが、途中からは彼自身が矢面に立つことになって行きます。
今作品はわかりやすい構図なんですが、仕掛けがいつからなのかが大きなポイントですね。 この作品もカルト要素がある作品、恐いのはそれが地下深くもぐっているという事ですね。

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仲の良かった隣同士

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しかし物凄い嫌がらせが

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そして取材班に相談があった

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