2025年作品、大西隼監督。
新型コロナウイルス蔓延という未曽有の危機を経て国の感染症対策は変化を重ねた。 しかし、従来のワクチンとは異なる新技術で開発された新型コロナワクチンによる後遺症被害が問題となっている。 多くの国では 2回から3 回接種までが主流であるなか、日本は一人当たり、世界で最も多く新型ワクチンを接種した国となった。 そんななか、医師のなかに後遺症の影響を科学的に究明しようとする者が現れる。
監督は大西隼。
新型コロナ、これを背景にしたリアルな作品は多いですね。 コロナ禍になった時、ある監督が言っていました。 今後映画を撮るときは避けて通れないと。
全世界を席巻した未知のウィルス、多くの死者を出し、それは戦争での死者に匹敵する恐るべきなパンデミックでした。 生きている間に味わうことがあるとは思えない事態でしたね。
私もおそらくですが2回感染していますが、なんとか重篤にはならなかったのが幸いでしたが。
ワクチンの弊害は、初めから言われていましたね。 でも圧倒的にコロナで死にたくない人間の欲求と、日本では、なんとかオリンピックを成功させたい政治家の思惑が、このワクチンに飛びつき、なんと8割以上の人が接種をしたのには驚きでした。
しかしあまり触れられていない事実として、ワクチン接種後亡くなってしまう人も一定数いるという事実、多少耳には入ってきてはいましたが、大きく取り上げるマスコミはいませんし、言っても単発ですぐに消えてしまう、何かおかしい、声を上げる人がいないのか?
思い起こせば今から40年前に起こった「薬害エイス事件」で厚生労働省と、いくつかの製薬会社が吊し上げられましたが、これも闇に葬られそうになった時、声を上げた存在がいました。
今作は、マスコミ、政府、厚生労働省が必死に蓋をしようとしている現実を、なんとか世に問うべきだという心ある医師達のドキュメンタリー、日本は真正面から対応すべきだと思いますが。






