anttiorbの映画、映像の世界

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素晴らしきかな、人生

2016年作品、デヴィッド・フランケル監督、ウィル・スミス主演。

ニューヨークにある広告代理店の代表を務めるハワード(ウィル・スミス)は、会社でも人望があり、実質なリーダーだった。 皆彼を信頼し彼のもとにすべてが順調に仕事が進んでいた。
しかし今の彼は会社に来てもドミノをひたすら積み立てて、完成するとそれを倒すだけ、一切の仕事もせず、言葉も発さず、もちろん笑う事もないゾンビのような状態になってしまった。 さらに携帯も無く、電話も止めてしまった。 そして夜になると、自転車で対向車に突っ込んでいく無謀な運転をするが、車はびっくりして避けていくのだった。
ハワードは最愛の人を亡くしてしまい、深い喪失感から立ち直れずにいるのだ った。 落ち込んで仕事も手につかない様子に、同僚たちからも心配されていた。
そしてその中でも一緒に会社を立ち上げて頑張ってきた3人、ホイット(エドワード・ノートン)、クレア(ケイト・ウィンスレット)、サイモン(マイケル・ペーニャ)の心配は彼に対するだけでなく、会社の存続にもかかわってきているのだった。
ハワードが実質機能しなくなったことから、大口の顧客が離れ、経営が手詰まりになってしまい、このままでは再建はおろか、会社は存続できなくなっている。 しかし運よく買収に名乗り上げて来てくれている企業があるのだが、筆頭株主の彼に伝えることさえできないのだった。
何とか立ち直らせようとハワードの行動を女性探偵(アン・ダウド)に依頼すると、彼女はハワードが3通の手紙を投函したことを突き止める。 そしてそのポストを合鍵を作り、手紙を持ち出すことに成功、その手紙のあて先は 「時間」 「愛」 「死」だった。
内容はその3つに対して恨みの言葉を書いているのだった。 こんな届用の無い手紙を書いているハワード、ますます手が付けられず途方に暮れる3人だった。
会社内で経営危機の話はうっかりできないことで3人が悩んでいると、ある日面接希望の女性・エイミー・ムーア(キーラ・ナイトレイ)をホイットが見かける。 彼女はとっさにいいキャッチコピーを言い、それが実に良かった。 ホイットは彼女を探すと、彼女はもう出て行 ってしまい、彼は後をつけていく。
しばらく行くと彼女は、古ぼけた劇場に入っていくのだった。 そこでは3人が舞台稽古をしていた。 エイミー以外には年輩の女の役者・ブリジット(ヘレン・ミレン)、若い黒人の役者・ラフィー(ジェイコブ・ラティモア)だったが、なかなか熱の入った稽古を見て、ホイットはある考えがひらめくのだった…

これはここまでしか書けません(^^)
監督はデヴィッド・フランケル、「プラダを着た悪魔」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13603686.html 「31年目の夫婦げんか」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13600806.html 「ワン チャンス」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11305234.html どの作品もしっかり着地する作品を作る監督ですが、今作は豪華キャストのハートウォーミングなちょっとしたファンタジー的にもなっていますね。
主演はウィル・スミス、「スーサイド・スクワッド」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14415761.html から一転、心に大きな傷を持った男の役ですね。 そしてその友でありビジネスパートナーに、エドワード・ノートンケイト・ウィンスレット、そしてどんどん大役をこなしていくマイケル・ペーニャ。 またさらに3人の役者でヘレン・ミレンキーラ・ナイトレイ、ジェイコブ・ラティモアが起用されています。
また後半ではナオミ・ハリスが登場、重要な役なんですが、実に彼女が心温まる女神のような役でした。 まあそれはある意味当たり前なんですが(^^)
これは邦題にはじっと目をつぶってみてほしい作品、紛らしい邦題に、見るのを躊躇する人もいるかもしれませんが、深い悲しみからどう立ち直るのか? それはやはり大きな愛が救うんでしょうね。
そんなホッコりする豪華キャストの作品でした。

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心の大きな穴が開き、閉ざしてしまったハワード

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3人は彼の行動を調べてもらう

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そして彼に接触はじめる役者たち

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彼女は“愛”

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そして同じような境遇を持った女性・マデリン

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