anttiorbの映画、映像の世界

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監獄島

2007年作品、スコット・ワイパー監督、ストーン・コールド・スティーブ・オースチン主演。

テレビプロデューサーのイアン(ロバート・マモーネ)によるある番組が企画された。 内容は、高視聴率をねらった物で、絶海の孤島に世界から10人の死刑囚を集め、釈放を条件に最後の1人まで戦わせるという物であった。
島内に、監視カメラ、移動式、ヘリから、ハンディカメラと多様な角度からの撮影機材を持ち込み、ネットで中継。 目標はアクセス4000万と言う。 イアンは、慣れ親しんだスタッフの忠告や反対を聞かずに、計画を進めていく。
足には時限爆弾をはめさせ、殺し合いが始まる直前になってそれはわかる。 ほぼ強引に島へ送り、生き残りをかけたデスゲームをさせるという番組であった。
足の爆弾は時間が30時間の制限があり、電波によっても爆発させる事ができ、赤いピンを外しても、自分で外しても爆発する物であった。
武器は無く、男性8人、女性2人の10人が島に続く海中へと投下される。
しかし直前に一人が脱走、仕方なくすぐに人選を行った結果、かつては傭兵であり政府の極秘任務をこなしてきたスナイパーである 「コンラッド(スティーブ・オースチン)」 が選ばれる。
見てくれはいかにも凶悪犯の彼は、本当のことを面接で言えず、誤解され勝手に悪人としてのプロフィールが出来上がってしまった。
パイロットの投下ミスで、まず1人目の死者が。 桟橋の杭に落下し串刺しとなり死亡。
投下直前に手錠と足錠を外す為の鍵がわたされていたが、コンラッドは唯一受け取りを拒否。 コンラッドが島で最初に出会ったのはメキシコ人のパコ(マヌー・ベネット)だった。 彼に襲われた時に、「妻のローザを捜している」 と言われた事でゲームのルールに反しパコを開放したコンラッドは、お礼で錠の鍵を入手する。
場所が変わり、黒人の女性が暴行目的で執拗に男性に追われていた、もみ合う中で男の足首のピンを抜き爆発させ死亡、2人目の犠牲者である。
そんな詩のバトルゲームを世界各国から、世界中の視聴者がその殺し合いを見守り続けるのだった・・・

意外にしっかり作られている殺戮主体のバトルゲーム作品。 これは“WWE Films”製作なんですね。 監督はスコット・ワイパー、この手の作品にいろいろ参加している監督ですね。
主演はストーン・コールド・スティーブ・オースチン、だからWWF Filmsなんですね。 プロレスラーとして超有名ですが、引退後は、いやその前から俳優活動をしていて、「エクスペンダブルズ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/7487306.html では敵側の傭兵で、総合格闘家で映画参加していたランディ・クートゥアと、肉弾戦を見せていました。
また主演作では「マキシマム・ブロウ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11019127.html がありますね。 基本主演作ではベビーフェイスで登場します(^^)
物語は閉鎖空間の孤島での殺し合い、死刑囚ばかりのはずが欠員が生じたため、彼の経歴を変えられ、参加させられるんですね。 しかし自分のことは決して言えない立場、黙って彼はこのバトルに参加するんですが、実はこれを妻が見つけてしまうんですね。
バトルと、爆破、そして家族とのドラマ、さらに殺し合いを見せるネット番組へのモラル等、さすがWWE、なかなかコストをかけて映画作りをしています。

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勝手にエントリーされた悪人たち

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そして殺し合いが始まり

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コンラッドも補強要因として参加

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ピンを外すと爆破

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コンラッドは勝ち残っていく

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