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ハイヒールの男

2014年作品、チャン・ジン監督、チャ・スンウォン主演。

屈強で身体能力も高い男性の理想像のような刑事ジウク(チャ・スンウォン)は、犯罪組織からも恐れられる存在だった。
その日も、テーブルの奥に座っているボスのホ・ブル(ソン・ヨンチャン)は、20人の部下に囲まれているという事でたかをくくっていた。 しかしジククは微動だにせず、あっという間に部下たちを全滅させ、ブルに近づき、制裁を加える。 彼は背中にフォークを刺されただけだったが、まったく顔色一つ変えることは無かった。
ソウル マポ(麻浦)警察署のパク班長(キム・ウンス)はあまりにもやりすぎた逮捕劇を独断でやったジウクに呆れるのだが、 キム・ジヌ刑事(コ・ギョンピョ)は彼に憧れていて、ジウクの行動を必死に弁護するのだった。 
しかしジウクにはある秘密があった。 彼は長年女性になりたいという願望を胸に秘め、苦悩してきたのだった。 そして、ついに自分の気持ちに素直になろうと決意し、彼は行動に移すのだった。
ホルモン注射をし始め、まず体を女性的にすることから始める。 そして女になるにはどうしたらいいか、ある人間に会う事になる。 
パダというニューハーフとこっそりと教会であったジウクは、彼が同じ元警察官という事を知る。 そしてなぜ教会を待ち合わせ場所をしたかという事を話す。
自分たちは決して神から祝福されない存在、男は男として、女は女として生まれてきたのは神の意思であり、途中で変更することは冒涜、パダはそう言って、これからジウクがしようとしていることは今までの人生を捨てることだと言われるのだった。
しかし、彼が逮捕したブルの異母弟のホ・ゴン(オ・ジョンセ)がジウクに興味を持ち、彼の秘密を探し始めるのだった。 そして彼は野望をむき出し始めるのだった…

犯罪組織と警察、無敵に近い敏腕刑事というハードボイルドアクションのような設定の作品ですが、主人公が何と、女性になろうとするという、凄い設定のアクション作品でした。
監督はチャン・ジン、初鑑賞ですが、多くの作品を撮っています。 主演のチャ・スンウォン、初めて主演作品を見ますが、長身でいい男なんで、しっかり化粧をするとさすがにデカいけどいい女に見えるのが凄いですね。
彼の女性になりたいというのは、小さいころからの願望でしたね。 そしてその感情が一気に表に出るのは、クラスメートで、同じ思いを持っている親友がいたからでした。 そして小さいころから腕っぷしは強かった。
途中エレベーターで、女装をしている時のシーンが結構笑えて一服感がありますが、後半は怒涛の戦闘シーンとなり、韓国アクションの凄まじい壮絶シーンとなっていきます。
面白い設定の刑事作品でした。

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凄腕の刑事のジウク

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あっという間に行われる逮捕劇

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しかし彼の内面は

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女性になること

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そして刑事をもやめることを決める

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