anttiorbの映画、映像の世界

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サウンド・オブ・サンダー


2055年、人類はタイムトラベルの技術を手に入れていた。 シカゴの大手旅行代理店タイム・サファリ社では、独自に開発した最新タイムマシンTAMIを使って、白亜紀で恐竜狩りをするツアーを売り出し、大人気を博していた。
しかし、このツアーにはある重大な鉄則があった。 「白亜紀に自分たちの所持品を放置しない」 「白亜紀から何かを持ち帰ってはならない」 ということで、過去との干渉で歴史を改変してしまう可能性のある危険性をはらんでいるからだった。
社長のチャールズ・ハットン(ベン・キングズレー)は日々上機嫌だったし、金持ちたちは、ただ行くだけではなくハンティングが、できるというのが触れ込みで、巨大なT・レックスを撃ち取れるというのだった。 もちろん引率者であるトラヴィス・ライヤー博士(エドワード・バーンズ)が同行し、指定の恐竜を撃つのだが、その恐竜は数分後に火山の爆発で死ぬ運命だからこそ撃てるのだった。
しかし、TAMIの開発者である女性、ソニア・ランド博士(キャサリン・マコーマック)が、このツアーを危険な営利目的だと批判しにやってくる。 ツアーの引率者であるトラヴィスは、ソニアを追いかけて事の真相を問いただした。
彼女はツアーが誤って過去に干渉すると、6500万年分の進化の波が現代に押し寄せることを警告する。
そしてあるツアーの最中、事故が起き、その中の一人のツアー客が致命的な事件を起こしてしまうのだった。 それは白亜紀のある蝶を踏み潰してしまい、TAMIが着けた時間の道に足跡が着いてしまったことだった。
やがて、ソニアの指摘は現実のものと なった。 ツアー中のちょっとしたトラブルにより、シカゴで異変が勃発するのだった・・・

監督はピーター・ハイアムズ、「レリック」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12460119.html 「エンド・オブ・デイズ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/5212884.html と見ていますが、マックイーンの遺作の脚本参加の「ハンター」とか、「タイムコップ」 「カプリコン・1」 は今後見て行きたいですね。
物語はタイムトラベル物で、過去に影響を与えてしまうと、とんでもないことが起きるというその部分を誇張した作品になっています。 確かに何か一つでも変えてしまうと、歴史の流れが変わってしまうという発想はありますが、方やそこが分岐点になり、パラレルワールドになるという発想もありますよね。
今作は、絶対的な時間の流れは1本という感じで作られており、変えてしまった歴史は波として襲ってくる。 それも何度も襲い掛かってきて、世界を変えてしまうという恐ろしいものでした。
もちろん主人公が修正に行くんですが、同時間帯に同じ人間が存在できるというところは、スルーされていましたね(^^)
まあ修正したくなる歴史もありますが(^^)

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いざ時間を超えて

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目玉はハンティング、それもT・レックス

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しかしソニア博士が警告に

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そしてとうとう事故が起こり、奇怪な生物が

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世界も崩壊していく

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