罠にはめられ投獄された凄腕のギャンブラー、ジェイク(ジェイスン・ステイサム)。 彼は、獄中で両隣の独房にいる謎の人物 「詐欺の達人」 と 「チェスの天才」 からペテンの方式を学び、ギャンブルに勝つ究極のテクニックを身につける。
出所後、ジェイクは彼をはめたカジノ王・マカ(レイ・リオッタ)に勝負を挑み、見事大金を巻き上げ恥をかかせる。 さらなる復讐を恐れたマカは百発百中の殺し屋ソーター(マーク・ストロング)にジェイク抹殺の命令を下す。
ジェイクはソーターの襲撃に合うが、突如現れた謎の二人組ザック(ヴィンセント・パストーレ)とアヴィ(アンドレ・ベンジャミン)によって救われる。 二人は、ジェイクの全財産を引き渡すことと絶対服従を条件に彼を匿うことを提案。 さらに二人は、ジェイクが病にかかっており余命3日であることを告げる。
医師の診断結果も同様で、言い知れぬ敗北感を味わったジェイクは二人の申し出を受け入れる。
高利貸しを営む彼らはジェイクから受け取った金を貸し付け、その取り立てをジェイクにやらせた。 二人の真意がわからず不信感を募らせるジェイク。
ある日、ザックとアヴィがある建物から巨大な金庫を強奪する。 金庫の持ち主はマカで、中には大量のドラッグが入っていた。 そのドラッグは、誰もその姿を見たことがない絶大な権力者サム・ゴールドに取引を依頼されたものだった。
その場をしのごうとマカは不本意ながらも商売敵の中国人ドラッグ・ディーラー、ジョン卿(トム・ウー)から新たにドラッグを仕入れるが、またもザ ックとアヴィが裏で取引を操り、マカとジョン卿の間で抗争が勃発、混乱が起こる。
まるで誰かがすべてを操り、新たな罠にジェイクを引きずりこんだかのようだ。 ジェイクは、図らずも自分がその混乱= “ゲーム” の中心にいることに気づく。
そしてジェイクは、あるはずのないビルの13階に隠れていた最大の敵と対峙する…
これは何とも不可解な作品でしたね。 まあまず、髪があるジェイソン・ステイサムに違和感が(^^) 何か弱々しく見えるのと、まあジェイク自身も決して無敵な人間ではなく、彼らしさのない役でしたね。
監督はガイ・リッチー、近作は「コードネーム U.N.C.L.E」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13661025.html 製作はリュック・ベッソン、脚本は二人の共同という事で、期待感の高まる作品でしたが…
正直これはよくわかりません。 意図したものでしょうが、見ている側にどう解釈するんですか? といった丸投げ作品と思いました。 空想の事、夢の中、実は死んでいる、どうとでも取れるもので、特にラストもぶつ切れで、欲求不満が残るものでした(^^)
まあ、「複製された男」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13956362.html の様にラストに突き落とすというのでもなく、途中からして、どんどん煙に巻かれていく、ある種つながりをどんどん外していく感じなんですが。
ただ、マーク・ストロング演じる殺し屋ソーカーのキレ味は良いんですね。 そこだけが面白かった。
投獄されたジェイク
しかし彼は投獄中両隣の男たちからいろいろ学ぶ
派遣される殺し屋
しかし彼も無敵ではなかった
追い詰められていくマカ