anttiorbの映画、映像の世界

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ホワット・ライズ・ビニース


ノーマン(ハリソン・フォード)とクレア(ミシェル・ファイファー)の夫婦は、娘のケイトリン(キャサリーン・トーネ)が大学進学で独立することになった。 別々の生活は寂しいはずなのだが、クレアは、これで何かやり直せるという希望を持っていた。
そしてこの時をいい機会として、ノーマンの父が所有していたヴァ―モンド州の湖畔沿いにある家に引っ越してきた。 引っ越しの時につい昔のアルバムが目に入り、懐かしく感慨にふけるクレアだった。
自然に囲まれる中で、夫婦ではなく恋人同士の時代を思い返す二人、しかし、ある日、隣人の妻が何か叫んでいる声が聞こえた。 それは夫に対して何か怖がっている、困っている口調だった。
家の方を向き、こちらには顔を向けていないのだが、話しかけると、夫が帰ってきてしまったと言い、家に引っ込んでしまう。 何か気になったクレアだった。
その日を境に隣の家の事が気になりだしたクレアだったが、それだけでなく、自宅もいきなりドアが空いたり、人の気配がするようになっていく。 さらに隣の家でこそこそと“大きな人型の荷物を捨てる”住人に不信感を抱くようになる。
また湖畔を眺めているときに、水の中に人の顔が浮かんでくる。 思わず覗き込もうとした瞬間、物音がしてそちらを振り向くと顔は消えていた。
そして、クレアは都会とは違う奇妙な出来事に興味を持ちはじめ、探偵まがいの撮影・録音などを楽しむようになるのだった…

最愛の娘が独立するので、寂しいのかなと思ったら、クレアはなんか飄々としているんですね。 むしろ新しい生活を楽しもうとしているようなんですね。 物語はそこから始まるミステリー、彼女がふと新生活のために引っ越した先で見かけた隣人が気になることから始まります。
隣の奥さんの顔は見れず、結局姿を消してしまうんですね。
そしてその家に住んでいる、夫らしき男・ウォーレンの行動を監視していくクレア。 ここがヒッチコックの「裏窓」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/2647711.html の手法ですね。 しかしそれだけでなく、彼女の家に何か不可思議なことが起こるようになっていきます。
ミステリーと、心霊物の中間を行くような展開ですね。 いたたまれず、夫のノーマンや、ジョディに話しますが、二人の対応は全く違うんですね。 夫はあくまでも現実的な話をして、セラピストにかからせますが、ジョディは逆に心霊面でのアプローチをしていきます。
監督はロバート・ゼメキス、近作は「ザ・ウォークhttp://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13850687.html 「フライト」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/8808334.html ですが、この作品は後半たたみかけるようなところがさすがでしたね。 まあそこまで行くまではちょっと辛いところはあるんですが。

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また二人きりになった二人

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やり直せると思った矢先

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隣であることを見てしまう

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降霊実験までしてしまうクレア

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しかし夫に対してある疑念が

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