anttiorbの映画、映像の世界

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ザ・ブリザード

2016年作品、クレイグ・ガレスピー監督、クリス・パイン主演。

1952年2月18日未明、超大型ブリザードが大西洋沖を航行中の大型タンカー、ペンドルトン号を襲った。 雪が混ざった強風と大きくうねる波にさらされて、前月に船体を補修したばかりの継ぎ目が心配な一等機関士レイモンド・シーバート(ケイシー・アフレック)だった。
このままこの嵐の中で航行すると危険と感じたシーバートは、船長と連絡をして、速度を落とすよう進言するが、何とか速度維持を命令される。
しかし間もなく大きな波が襲いかかり、溶接部分が避け浸水が始まってしまう。
さらに船長との連絡がつかなくなったので、伝令を走らせると、なんと、船は真っ二つに裂けていて、船尾部分は失われていた。 さらに舵を失った部分は間もなく沈没していった。 タンカーの構造に精通するシーバートの指揮のもと、船員たちは沈没を食い止めようと懸命の作業にあたる。
一方、沿岸警備隊チャタム支局に遭難の知らせが入った。 この嵐の中タンカーが真っ二つに裂け救助を求めているという事だった。 しかしそれはペンドルトン号ではなく別のタンカーだった。 ペンドルトン号は通信が途絶えてしまい、遭難のSOSができない状態でいるのだった。
一等水兵のバーニー・ウェバー(クリス・パイン)は、ミリアム(ホリデイ・グレインジャー)という女性と知り合い、恋に落ちた。 初めは親友を同行させたダブルデートだったが、二人の仲は急速に近づき、ようやく二人は結婚の約束をする。
しかし真面目なバーニーは上司の新任の司令官クラフ(エリック・バナ)の了解を得てからと、彼女に言う。
そして結婚の承諾を得ようとした日が、なんと大嵐の日だった。 それどころではないと、相手にしてもらえないバーニー。 何度もせかすようにミリアムから連絡が入るが、そこにとうとうペンドルトン号遭難の知らせが入ってくるのだった。
同じ日に2隻のタンカーが遭難! クラフは木製の小型救命艇で生存者救出に向かうよう一等水兵のバーニー・ウェバーに命じる。 しかし1年前に似たような状況で8人の命を救えなかったバーニーは、なかなかふんぎることができなかった。
しかし今度こそ誰も死なせないと心に決め、仲間のリヴシー(ベン・フォスター)やフィッツ(カイル・ガルナー)、マスキー(ジョン・マガロ)とともに救出に向かう。 しかし避けたタンカーが持ちこたえる時間はあとわずか、そしてこの嵐で外海に出ることは自殺行為だと周囲の者は言うのだったが…

これは史実なんですね。 二つに裂けたタンカーが、嵐の中航行を続けること自体、信じられない現象ですが、それをやりきったこと自体、このレイモンド・シーバートという一党機関士は大したもんですよね。 船長を失った船の指揮は誰が取るのか? そこからまず大変なんですが、中にはボートで脱出を言う者もいて、船内は混乱をし始めます。
しかしボートはあっという間に壊れてしまい、シーバートの判断しかないことがわかってから、指揮系統は一本化されるんですね。 でもいずれは浸水し、動力は失われる。 そこで彼が取った判断は実に凄い発想でした。
一方、バーニーは初めは嵐の中おどおどしながら新任上司に結婚の了解を得ようとする、軟弱な男像なんですよね。 でも彼の操縦技術はどうやらそこでは一番見たいですね。
嵐の中の、決死の操縦は、タンカーも小船も迫力があります。 ただ人間ドラマ部分がちょっともっさりしていてちょっとそれが残念でした。
ただあの小船で32人を救ったことは、物凄い偉業でしたね。

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真っ二つに割れたタンカー

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結婚の約束をした二人

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そして上司のクリフから指令を受けるバーニー

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懸命に舵を取るシーバート

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そして嵐の中出発するバーニー

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