anttiorbの映画、映像の世界

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第四の核

1986年作品、ジョン・マッケンジー監督、マイケル・ケインピアース・ブロスナン出演。

ソ連で、KGBの要人が連続して殺されるという事件が起こっていた。 西側の暗殺者なのか?それとも?
MI5役員ジョン・プレストン(マイケル・ケイン)は、大晦日に英国の官僚ジョージ・ベリンソン(アントン・ロジャース)の住居に押し入って、厳重に張り巡らされている警報システムを潜り抜け、そこにあってはならなかったいくつかの最高機密のNATOファイルを見つけた。 ジョージがしばらく不在だった時を狙っての侵入だった。
彼は調査結果を高級英国のナイジェル・アーヴィン・シークレットサービス当局者卿(イアン・リチャードソン)に報告する。 そして、すぐに彼は動き、ジョンを中心にしたチームを組み、彼を尾行し、彼が接触をした人物を特定することに成功する。
そしてジョージを呼び出し、証拠の書類を見せ、接触している人物を告白させるが、彼は西側諸国のために行っていると開き直るのだった。 しかし、彼の信奉している相手はソ連とつながっているスパイである現実を突きつけるとジョージは愕然として、今後はMI5の言うままに動くように言明されるのだった。
しかし、ジョン・プレストンの一連の行動は、上司の副長官ブライアン・ハーコート-スミス(ジュリアン・グローヴァー)の怒りを買い、彼は港湾担当にされてしまうのだった。
バレリ・ペトロフスキーKGB役員少佐(ピアース・ブロスナン)は、Govershin将軍(アラン・ノース)によって、イギリスへの派遣の指令を受ける。しかし彼の任務は極秘事項になっているようで、彼の行動さえも極秘になっている。
港湾勤務となったジョンは、たまたま見つけた不審な男が持っていたものにある丸い円盤状の物体を発見する。男は逃げる時にトレーラーにはねられ死亡したが、その円盤はポロニウムで、核爆弾の起爆装置の部品ではないかと疑問を持つ。 すぐに報告書を上げるが、ブライアンに握りつぶされてしまう。
しかし息子と休日を過ごしているときに、ナイジェルがやってきて、彼はまた特命を受けるのだった。西側諸国に重大危機が迫っているのだった…

20年前といえば、ベルリンの壁崩壊の少し前、米ソ冷戦末期ですね。 前年にゴルバチョフが就任し、ペレストロイカが開始したころです。 物語は見方によってはソ連の最後のあがきに見えます。
ロシアのスパイとしてピアース・ブロスナン、迎え撃つはイギリスMI5のマイケル・ケインという感じです。
監督はジョン・マッケンジー、テレビ作品の監督が多いようで、作品を見るのは初めてでした。
物語は、やり手で、ちょっとフライング気味の行動をするジョン・プレストンが核爆弾の危機を間一髪防ぐというお話ですが、実は上の方で…という権力争いのお話です。
ただ、このハイライトといえるシーンは、後半登場するKGB役人のジョアンナ・キャシディ演じるアイリーナですね。 彼女とペトロフスキーが二人で核爆弾を組み立てるシーンですね。
汗びっしょりになりながら、組み立てるアイリーンと、何か飄々と作業をするペトロフスキー、対照的なのと、アイリーンにむんむんとした色気を感じます。
そしてこの後情事にふけるんですが、さらにお互いに別の指令があるという事なんですね。
この一連の製造シーンは「太陽を盗んだ男」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11548670.html とダブりますね。
これも日本未公開ですが、ちょっと渋めの面白いスパイ物でした。

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凄腕のソ連のスパイ、暗殺も厭わない

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ジョンは直接極秘指令を受ける

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殺される前に殺す

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未然に防ぐジョンたち

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しかし西側と東側は・・・

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