2014年作品、パコ・カベサス監督、ニコラス・ケイジ主演。
しかしある日、妻と一緒に食事に出かけ、家には、彼女とボーイフレンドのマイケル(マックス・ファウラー)ら3人で留守番となった。 ポールはマイケルを気に入っていて、バイト先も世話をしようと思っていたほどだった。
しかし、ポールは食事の最中に呼び出される。 何者かが家に押し入り、愛する娘がさらわれた知らせだった。 すぐに家に行くと家の中は荒らされ、娘だけが攫われていた。
ポールは やり場の ない怒りにかられ、マイケルにどうして守ってやれなかったのだと、当たってしまうが、銃を持っていた覆面の男数人に抵抗などできるわけがなかった。
そして、痕跡の調査をピーター・セント・ジョン巡査(ダニー・グローヴァー)達が行い、家に張り込んでみるという。 そしてポールに狙われる心当たりがないかと尋ねるが、彼は身に覚えがないと言うのだが。
彼は昔の仲間のケイン (マックス・ライアン)と、ダニー・ドハーティ(マイケル・マグレイディ)に連絡を取り、協力を願い、二人は金も受け取らず、ポールに協力を誓う。
すぐにふたりは、オリバー (ケヴィン・ラヴェル・ヤング)という黒人のジャンキーを締め上げるが、彼は知らないようで、空振りだった。
そしてケイトリンの死体が発見される。 怒りに任せてポールが暴走しようとするとき、もう一人の昔の仲間フランシス・オコネル(ピーター・ストーメア )が忠告に来る。決して動くなと。
この作品、劇場に何故いかなかったのか?ち ょっと劇場で見たかったという作品でした。
監督はパコ・カベサス、監督はデビュー作になるようですね。 キャストはダニー・グローヴァー、ピーター・ストーメアが脇を固めています。
物語は、過去にちょっと暗い部分がありますが、今は一般人となり成功している、ポール・マグワイアが、ある日留守をしているときに娘が行方不明となるお話。 一緒にいた男友達は傷を負いましたが、無事だったことから、彼らの証言で誘拐犯がいきなり襲ってきたとされます。
過去の後ろ暗いと ころがあるポールには、いくつか思い当たることがあるんですが、昔の仲間、ケインとダニーに早速協力を依頼します。 固い友情で結ばれている感じの3人、初めは捜索を二人に任せているポールですが、娘の遺体が出て来てからは、もう糸が切れてしまうんですね。 そして狂気となった拳銃がトカレフ。
そのため彼は娘を殺したのは、ロシアン・マフィアという事を確信するんですね。そして抗争に…
これ、途中みんな怪しんですよね。 終始一貫信じられるのがケインなんですが、それ以外みんな怪しい。
ラストは急転直下、真相がわかりますが、最後に彼が取った行動は、悲劇的ですが、まあそうするしかなかっただろうなあと、納得してしまいました。
エンディング曲が流れながらの決着シーンは物悲しかったです。
3人の絆
誘拐された彼女が見つかり
遺体になった娘と
暴走を諫めに来るオコネル
しかし止まらないポール