anttiorbの映画、映像の世界

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ボクは坊さん。

2015年作品、真壁幸紀監督、伊藤淳史主演。

四国八十八ヶ所霊場第57番札所・栄福寺に住んでいる白方進(伊藤淳史)は、お坊さんになるために高野山の山上都市にある高野山大学で修行を積んだ。 阿闍梨の資格を得て卒業したのだが、彼は図書館に勤めている。
同じように普通に就職した栗本広太(濱田岳)に時々連絡を取りながら、いつかはと思いながらなかなか決心がつかなかった。 栄福寺の住職は、祖父の白方瑞円(品川徹)、でも強制はしない住職だった。
勤め先の本屋に幼馴染の越智京子(山本美月)と桧垣真治(溝端淳平)がやって来てどうして坊さんにならないのかと尋ねるが、はっきりとした答えを言わない進だった。 真治は昔から進のとこを“おしょう”と呼んでいたが、それは彼がお坊さんなると思っていたからだった。
檀家の長老の新居田明(イッセー尾形)は、ご住職の信頼も厚く、檀家の中心人物だった。 彼も進が後を継いだ方がいいとは言わなかった。
そんな時、住職が突然倒れたのだった。 診断の結果膵臓がんで、もう末期だった。 彼は、役場に行って改名を申し込んだが、そう簡単に改名はできないと言われるが、もう彼は頭を剃りあげて、僧侶になる決心をしたのだった。
この寺で生まれ育ったものの、専用のグッズや個性豊かな僧侶との出会い、檀家の人々との関係など、初めてのことばかりだった。 さらに地域の顔役を務め、葬儀や結婚式で様々な人の節目に立ち会い生死に向き合う中で、思い悩むことも多々ある日々を送るのだが…

これは予告編を見た時から行こうと思っていた作品。 四国八十八カ所を巡るのはお遍路さんと言われますが、その一つのお寺の若き住職のお話でした。
なかなかわからないお坊さんになるお話なんですが、専門の大学があるんですね。 もちろん現実にある大学ですが、その近くにある居酒屋に、頭を剃りあげた大学生が毎日入り浸っている姿はリアルですね。
私も、お葬式の時にお坊さんの説教を聞きますが、若くてもなかなか含蓄のある言葉を言うお坊さんもいますね。 いつかはと思っていたお坊さんになるという気持ち、でもそれが突然来た時、彼の決断は見事でしたね。 剃った頭を見せに病室に行ったときのご住職の、感激したシーンはちょっと泣けましたね。
この後 彼には大きな衝撃の事が起きるのですが、その時もある決断をします。 これもなかなかできない事でした。
監督は、これが初作品となる真壁幸紀。 BGMはほとんど入れず、舞台がお寺なんで、それはその作りは良いですね。 次の作品も期待しちゃいます。
脇役にも上記以外に、松田美由紀松金よね子、駒木根隆介、静かな作品ですが、清々しさいっぱいのお話でした。

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在学中に入り浸っていた居酒屋

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祖父の急死で僧侶となる

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母と檀家の長老

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お坊さんの野球チームにも入る

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幼な馴染の京子が結婚、妊娠するのだが…

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