anttiorbの映画、映像の世界

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エイリアン4


冥王星の近くに停泊する宇宙船オーリガ号。
リプリーシガーニー・ウィーヴァー)がエイリアン・クイーンの幼生を体内に宿したまま自らの命を絶っ手から、200年が経過していた。 しかしいま彼女のクローンが作られていた。 そして再生された体内からエイリアンが取りだされた。
ペレズ将軍(ダン・ヘダヤ)の指揮下、エイリアンは生物兵器として利用されようとしていたのだ。
クローンのリプリーは、処理されそうになったが、驚異的な生命力が確認され、生かされ、急速に学習していく。そして彼女は、過去の記憶だけではなくエイリアンの持つ凶暴さと運動性も引き継いでいた。
ウェイランド・ユタニ社がエイリアンを捕獲し、軍とつるんで生物兵器にしようとしていたのは過去の話で、会社は買収され、今の技術で、エイリアンを調教し、手なづけることは簡単だと思っているのだが、リプリーは笑いを浮かべながら、そんなことは不可能だと言うのだった。
密輸船ベティ号がオーリガ号に到着する。 ベティ号のクルーたちはオーリガ号の体育館でリプリーと出会う。 ちょっかいを出した大男のジョーナー(ロン・パールマン)を超人的な運動能力でねじ伏せるリプリー。 船長のエルジンマイケル・ウィンコット)は、ベレズと指で何やら話をしている。 そしてベレズは大金をエルジンに渡しているのだった。
ベティ号の積み荷は冷凍睡眠中に誘拐してきた宇宙船のクルーたちだった。ベレズ将軍は彼らをエイリアンの宿主にしようとしていたのだ。 そのための金だった。
そしてエイリアンの増殖が開始されるのだった…

今まで、それなりにSF色をこなせる監督が続いていましたが、なんと4作目はジャン=ピエール・ジュネ、「アメリhttp://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/6659586.html 「天才スピヴェット」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12416034.html を見ていた私のはちょっと?でしたが、共同監督では、多少そういう色合いの作品も手掛けて入るんですね。
そして、4作目でこのシリーズが一応の完結を見せるのですが、なんとも虚無感のあるラストが描かれていました。
前作で、リプリーの死によって、これで作品自体が終焉と誰もが思ったと思いますが、なんとまさかの復活、どうやらシガニー・ウィーバーがやる気になったからというのが真相?
私は酷評された3作目は、見直すと意外によく、D・フィンチャーの色がちゃんと出ていたと思いますが、この4作目の方が、そこまでやらなくても(^^)の設定だと思いますが、副題の「Resurrection」に制作サイドの思いが出ているように感じられます。私は「repatriation」でも良かったように感じましたが。
物語はリプリーの復活がどうなされたかから始まります。 血液からクローンが作られた、正確には復活ではなく複製ですね。 そして、彼女にはある能力が宿っているんですね。 その辺りが「3」の設定をしっかり踏襲していますね。
そして、シリーズ屈指の残虐性が作品中に出ているんですね。
今見るとさほどでもありませんが、このシリーズは獰猛なエイリアンですが、意外にショッキングなところはカットされて作られていますね。 だから当時はそう言われていたんでしょう。
これで「エイリアン」というシリーズは終了ですが、さらにスピンオフ的な作品は続いて行きますし、コラボ作品もできて行きます。

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船内に飼われていたマザーエイリアン

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やはり格納から解放されたエイリアンに

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立ち向かうクルーたち

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人間に酷似した胎児のエイリアン

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そしてリプリーを母だと認識している?

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