anttiorbの映画、映像の世界

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デスメール

2006年作品、アンドレアス・プロハスカ監督、サブリナ・ライター主演。

今日は高校の卒業を決める、最終面接。 エンべーゼーに住む5人・ニナ(サブリナ・ライター)、モナ(ユリア・ロサ・シュテークル)、クレメンス(ミヒャエル・シュタイノッハー)マルティン(ローレンス・ルップ)、アレックス(ナージャ・フォーゲル)は、奇跡的に全員卒業が決まった。 浮かれる5人、それを遠くから見ていたのはマルティンと折り合いの悪い、パトリック(ジュリアン・シャープ)だった。
その日5人は大声を上げ、騒ぎながら車に乗っていると、なにか衝撃が走る。 何かとぶつかってしまったらしい。
すぐに5人は車から降りると、轢いてしまったのは鹿だった。 まだ息があるがもう助からないだろう。 ニナは、獣医のところへ連れて行こうと電話を掛けようとするが、エリカたちはもう楽にしてあげたらという。 そこでマルティンは、棒で頭をなぐり殺してあげた。
助けようとしたニナに、謝るマルティン、その日は夜卒業パーティーだった。
会場全体が盛り上がり、酒を飲みまくる卒業生たち。 マルティンは小便に席を立った。 しかしいつまでたっても帰らないマルティンに、ニナは不審に思い、男子トイレに行ってみると、そこに彼の携帯が落ちていた。
どうして携帯があるのか? いくら酔っていても忘れる物だろうか?
しかし開けてみると驚 くべきメ ールが入っていた。 「お前はこの3日以内に死ぬ」 そういうメールを受信していたのだった。 それはニナも受け取っていたメールだった。
残りの3人を集め、いそいで警察に行こうというが、どうせ酔っぱらっていて帰ったか、戻ってくるというと、彼女は受信メールを見せる。
驚いたことに、ほかの3人もそのメールを受信していたのだった。 そして4人は急いで警察に向かうのだったが、そこにいたコグラーは、2時間以内だけで捜索はできない。 明日まで待って帰らなければ、もう一回来るようにと冷たく言い放つ。
しかし次の日、湖からマルティンの遺体が見つかる。 4人が次々に狙われていくのだった…

先日観た乃木坂のかなりんの 「デスブログhttp://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13423998.html は正直最悪でしたが、今度見た作品はデスメール、原題は「IN 3 TAGEN BIST DU TOT/DEAD IN THREE DAYS」という事で、死の予告がメールで来ることからこうなったんですね。
物語は卒業試験後の面接シーンから始まりますが、オーストリア作品なので、ドイツ語でした。 5人プラス1人が主な登場人物ですが、上記の事件から急に届いた謎の死の予告メール。 でも誰ひとり、気にもしないんですね。
まあ日本でも、“不幸の手紙” “チェーーメール” が有名な、不幸に導く通信、伝達ですが、これはただ一方的な予告メールなんですね。
ただこういういたずら、嫌がらせはどこにでもあるんで、自分を嫌いな誰かの仕業と思うところは仕方がない展開ですね。
鹿を轢いてしまうところに何かあるのかと思いますが、私はこれが気になりましたが、実はあまり関係はないんですね。
何なかの心霊現象なのか? それとも実体のある人間の仕業か? だんだんわかってきますが、冒頭のモナの血まみれのシーンからは、大体予想されます。
ただ、5人がターゲットになった理由というのが、最後の最後まで明かされません。 逆にわかると、狙われても仕方がない、でもそうなると、全滅でもいいのではとも思えるんですが。
ただ、結構面白かったですね。

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5人揃って卒業に車内で浮かれるニナたち

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しかし衝撃を感じ鹿を轢いてしまう

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その夜のパーティーで、一人が消える

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そして次々と狙われ

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殺されてゆく

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