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戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章

2015年作品、白石晃士監督、宇野祥平白石晃士出演。

「史上最恐の劇場版」 での出来事から1年半が経つが、異世界に飲みこまれた工藤(大迫茂生)と市川(久保山智夏)は、いまだに行方不明となっている。 そしてそれと同時に、新宿の上空に、巨人が突如出現する。
出現時は新宿に対して、非常事態扱いになり、立ち入り禁止区域に指定され、毎日ヘリを飛ばして監視していたが、政府当局による調査の結果、危険性はないと判断され、現在はその異様な存在を無視して、人々は日常生活を送るようになった。
しかし、その巨人を鬼神兵という存在と認識しているのは、ただ一人残された田代(白石晃士)だけであった。
また、都内各所に不可思議な物体が置かれ始める。 それは、ごみで作られた人型の人形で、ゴミ捨て場だけでなく、多くの場所で見られるようになっていった。
田代はTSTREAMという、動画配信サイトを立ち上げ、リアルに生中継配信を開始した。 そしてまずはこのごみで作った人形の取材を街に出てしていたところ、ある人物に会った。
『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!FILE-02【震える幽霊】』に登場した依頼人で、ダムに飛び込んで失踪した上村早苗(清瀬やえこ)だった。
彼女は何人かの男を従え、人形を前にして、空に浮かんだ巨人に何かの祈りをしているポーズをとった。 その瞬間、人形が動き出した。
田代が話しかけると、彼女は祈りを止め、田代の問いかけに謎の言葉でののしるように浴びせかけ姿を消した。 追おうとしたが、男たちに邪魔をされてしまう。
この動画を部屋でアップしているときにマンションの窓をたたく音がした。 ここは一階ではない。 いったい誰が叩いているのか? また異世界からの訪問者なのか?
恐る恐るベランダに出ると、そこには誰もいない。 しかし部屋に戻ると江野(宇野祥平)と名乗る男が座っていた。 そしてその男が言うには、消えた工藤と市川を戻す方法があると衝撃の言葉を言うのだった…

劇場版で、消えてしまった工藤と市川、たった一人残された田代は、どうしたらいいかわからず途方に暮れているんですね。
彼ができることはただ一つ、カメラを回し、映像を撮ること。
結構劇場版はヒットして資金的にも余裕ができたという設定でした。
実はこの最終章は、白石監督の「オカルト」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/MYBLOG/yblog.html?fid=0&m=lc&sk=0&sv=%A5%AA%A5%AB%A5%EB%A5%C8 と「殺人ワークショップ」との、相関関係のある作りになっています。
ある場面を見て、私は気がつきましたが、白石監督ファンなら、にやりとするシーンですね。
まあヒットシリーズのある種、集大成の作品かと思います。
これで終わるのはちょっともったいない感じがしますが、そこは白石監督、ちゃんと続編に繋がる設定を残して、さらなるシリーズに移行していくんですね。
ただ、別のインタビューに答えているところからは、これはあと数本で終了するという事も言っています。
その理由の一つは、あまり儲からない(^^)という事も理由の一つですが、ネタの問題もあるんでしょうね。
工藤と、市川のキャラもけっこうファンがつき始めて、公開イベントは結構盛況みたいですので、これはなんらか繋げて行ってほしいですね。
ここでいったん、第1シーズンは終了となります。
また“超”を見たらアップしていきたいと思います。

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動画サイトを立ち上げた田代

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新宿の上空に現れた巨人

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その下で謎の行動をする上村早苗

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さらに現れた、謎の男江野

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はたしてこの二人は戻ってくるのだろうか?

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