anttiorbの映画、映像の世界

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Seventh Code セブンス・コード

2014年作品、黒沢清監督、前田敦子主演。

大きなキャリーケースを引きづりながら、女の子が何かを探している。
見つけた!「松永さん!」彼女が見つけたのは日本人の男だった。 ここウラジオストックに日本人が出会った。
松永(鈴木亮平)は突然こんなところで日本人の女の子に会って驚いた。 女は秋子(前田敦子)というが、松永は全く記憶になかった。 しかし日本でたまたま声をかけられ仲間と一緒に飲んだと言うと、少し松永は思い出したようだ。
秋子は、松永を探していたが、ロシアにいるということを聞いてここまで来たと言う。 仕方がないので、喫茶店に入り、話を聞いたが、彼はこんなところにひとりで来てはいけないと言い、誰も信用してはいけないと言う。しかし彼は会計を済ますとさっさと出て行ってしまった。
必死に追いかける秋子、追いかけていくと、ビルに入っていく松永を見つけた。
別の窓から入った秋子だが、近づいてきた大柄なロシア人たちに囚われ、気がつくと袋に入れられ、草むらに捨てられていた。
服はボロボロ、怪我もしていたが、彼女は近くの家に入り、簡単な治療をして、服を拝借し、また街に出て行った。
そしてある日本語の書いてある食堂に入っていった・・・

彼女主演の新作公開前に(^^)
いきなりの舞台のロシア、ウラジオストック。 60分の作品ですが、これはミュージックビデオなんですね、なんと!
前田敦子の当時の新曲「セブンスコード」のために作られているんですね。でも監督の黒沢清が、映画祭に出品したり、上映をしたり、逆に短編映画にどんどんなっていってしまったという作品で、珍しい作品です。
男を追ってロシアまで行ってしまう秋子、そしてそこで冷たくされ、捨てられた秋子、しかし彼女はこのあと、しぶとく粘ります。
そして出会った日本人の男・斉藤、山本浩司が演じていますが、彼の行動がちょっとヒントになっています。
ラスト10分が急展開なんですが、短い作品なので、何かの機会にご覧になると面白いですよ。
細かい設定は、全て秋子によって辻褄が合う作りになっています。
ラストがなかなか衝撃的ですが、唐突な前田敦子の歌のシーンで、やっとこれはミュージックビデオと気がつきましたが、それまでは短編サスペンスですね。 さすが黒沢清でした。

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松永を追ってウラジオストックへ来た秋子

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さらに追っていくと捕まり捨てられる

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脱出し近くに民家に入り込み着替えて飲食店に

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そこで雇ってもらい同僚と

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ここにいた日本人山本、食堂をやっていたが

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