anttiorbの映画、映像の世界

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マーニー

1964年作品、アルフレッド・ヒッチコック監督、ティッピ・ヘドレン、ショーン・コネリー出演。

黄色の丸いバッグと、大きなケースを持って歩いている黒髪の女。
9967ドルを盗まれたと憤邸る男、彼はマリオン・ホランドという女が犯人だと言っている。 女の特徴は、165センチ、50kg、体のサイズは8、青い目と、ウェーブのかかった黒髪、容姿端麗歯並び良し。 何か褒めているみたいで刑事たちは思わずにやりとしてしまった。
しかし保証人は立てていなかった。 それは彼のミスだった。 秘書がそう発言した。
そこに来たのは会計会社の若社長のマーク(ショーン・コネリー)だった。彼も見たことのある女性が犯人と言われて不思議そうな顔をするマークだった。
女(ティッピー・ヘドレン)は、早くも大きな荷物を抱えて、ホテルにいた。 黄色いバッグには大金が。 身分証をいくつも持っている。 今回は、マーガレット・エドガーを名乗るらしい。 彼女は髪の毛を洗い流し、金髪になった。 もうすっかり別人だ。
証拠となる物を貸しロッカーに入れ、鍵は排水溝に捨てる。
彼女は行きつけの場所があった。 それは彼女は馬を持っていて、フォリオと名付けていて馬主だった。 幸せそうに馬に乗る彼女。
そしてその後彼女は自分の家に戻ってきた。 そこには足が不自由な母・バーニス(ルイス・レタム)と日頃子守をしている少女・ジェシーもいたが、彼女はその子を嫌っている。 彼女の名はマーニーというのだった。マーニーはジェシーに嫉妬している感じだった。 母のことを心配をしているのに手紙にはジェシーの事ばかり。 彼女の犯罪は母に少しでも孝行したいという気持ちの裏返しでもあったが、母やそれを知らない。
マーニーは今度は、ラトランド社に入社希望を出した。 そこはなんとマークの会社だった。 しかし彼女は一度見ただけのマークのことは忘れていた。 一方マークは覚えているのか?
同じように保証人がいない彼女は断られかけるが、マークの一声で入社が決まったのだった。 はたしてマーニーはこの会社からも大金を盗み出すのだろうか?…

ヒッチコックの登場シーンは前半でした(^^)
ショーン・コネリー出演のヒッチコック作品は初めて見ました。 若々しいですね。
共演のティッピー・ヘドレンは同い年なので、結構いがみ合うシーンは合っていましたね。 まあいがみ合うというよりは、ちょっとマークは彼女を救いたい、心の傷の原因を掴みなおしてあげたいという気持ちが強く、彼女がそれに反発をする地う構図ですね。
どうして盗癖があるのか、そしてもう一つ彼女は赤い色に恐怖を覚えると同時に、男性を寄せ付けないんですね。
そして寝ると絶えずうなされるのです。 よほどのトラウマがあるんでしょう。
入社後物語は急展開を見せますが、色男役には、この頃からショーンコネリーは嵌っていたんですね。 007絶頂期ですから、いつアクションをするのかという目で当時は見られてしまったのかもしれませんね。
ボンドの時は女が言い寄ってくるパターンが多いですが、この作品は逆ででそれもまたいい味が出ていました。 ただちょっとサスペンス要素が弱いですね。 ヒッチコック作品としての物足りなさはあるかもしれませんね。

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入社してきたマーニーを誘うマーク

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そして彼女に求婚する

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しかし彼女には秘密がある

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だんだん明かされていくマーニー

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果たして彼女はトラウマから逃れられるのか?

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