追われている男・ジョン・レイン(椎名桔平)。 何とか追手をかわし、隠れたとき追手の男は銃を取り出した。 しかし追手を倒し銃を奪った。
すぐさま連絡を取るジョン、相手は依頼者のベニー渡辺(若松武史)だ。
仕事は明日なのになぜ狙われるとかと問い詰めている。 しかしその話は録音され、次の日に聞いているのはCIAアジア局長ウィリアム・ホルツァー(ゲイリー・オールドマン)だった。
川村に 尾行がついていることはジョンは察知していた。 ジョンは備考の裏を読み、川村に近づいた。 そして川村はそれを持ったまま地下鉄に乗り込んだのだった。 そして川村は苦しみだし死んだ。
もちろんすぐそばにジョンはいたのだが、巧みに近づき離れていった。 所持品はすぐさま調べられたが、何も不審なものは持っていなかった。
ホルツァーは激怒した。 人員をかけ絶対に取り逃がすはずがないほどの準備をしたにもかかわらずまんまと出し抜かれメンツ丸つぶれで吠えまくっている。
川村を入れて官僚の謎の死は3人目だった。 いったいジョンの狙いはなんなのか?…
日本に滞在が長かったオーストラリア人のマックス・マニックス監督作品です。
よく日本を知っているんでしょう、ほとんど邦画タッチですね。
CIAアジア局長役のゲイリー・オールドマンが浮きまくっています。 ヒステリックに吠えているだけの印象で、挙句の果てには・・という役で却って可愛そうでした。
詐欺師や、知能犯役がどちらかと言えば似合う椎名桔平ですが、ちょっと今回は肉体派でしたね。
相手役のヒロインはジャズ・ピアニストみどりとして長谷川京子ですが、気が強いのか弱いのかちょっと中途半端なキャラだったのは残念でした。
焦点もちょっとぼやけている感じで、凄味にちょっとかける作品であることは否めませんでした。
殺し屋ジョン
彼がマークしているのがこの男
しかしターゲットが殺される
CIAアジア局長とのやり取り
そして川村の娘のみどり