anttiorbの映画、映像の世界

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リトル・フォレスト 夏・秋

2014年作品、森淳一監督、橋本愛主演。

小森は東北のある村の小さな集落、商店などはなく、ちょっとした買い物は村の役場のある村の中心まで出ると、農協の小さなスーパーや商店が数件。
行きはおおむね下りなので自転車で30分くらい、帰りはどれくらいか?冬は雪のため徒歩になる、1時間半? でもほとんどの人は買い物は隣町の郊外型スーパーに行くよう、自分だと1日掛りになってしまう。
都会に出たものの馴染めないでいたいち子(橋本愛)は、故郷である東北地方の小さな集落・小森に戻ってくる。 山に囲まれた小森の畑で農作物を作ったり、野山で季節のものを採ってきたりして、自給自足に近い生活をしなければならない。
夏にはグミジャム や岩魚の塩焼き、秋はくるみごはんや栗の渋皮煮などを作るいち子。 もちろん自然には厳しさもある。
母は突然5年前に出て行った。 そして彼女は町で男と生活をしていたが、上手くいかなくなってここに帰って来て、今は1人暮らしだった…

ブロ友さんの絶賛を記事で見て、今回後編の「~冬・春」公開に先駆けて鑑賞しました。
この作品は、夏で1本、引き続き秋が始まる作りになっています。
主演のいち子役に、橋本愛、そして同じくここ小森に帰って来た若者・ユウ太役に三浦貴大。 母・福子役に桐島かれんなど。
もちろん電機は通っているし、電話もあります。 しかしこの家にはテレビはない、というかそんなシーンは出てきません。 ひたすらほぼ自給自足に近いんですね。 山の恵を基本に食を作っていきます。
ほぼ大自然の中の生活ですね。
私も自炊をしますが、人数が少ないと出来合え、インスタントについ頼ってしまいます。 まあ時間と適量なんで。
でも冒頭のように買い物も一苦労の中、自然と一緒に生きていく生活になっていくんですね。 結構勉強になりました。
後編はどうなんでしょう? ここまで?と思うことは、母はどうしていなくなったのか?父の存在は?そしていち子の町での生活とは?
いろんななぜ、が出てくるのですが、そんなシーンは今のところ描かれてはいませんね。
でもそんな疑問よりも、この自然の中での1年の生活を見たくなるんですね。
山深い集落での生活は、自然といかに寄り添って生きる のか? そして動物と競い合って山の恵を取り合う、そして農業との関わり合い、なんだかんだ言っても周りに何でもある自分の生活と全く反対側の生活にどんどん引き込まれる作品でした。
橋本愛は、「寄生獣http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12445343.html のコマーシャルで、ふっくらしていましたが、この作品を撮っていたからなのかな?と感じましたね。
どんな続きなのか、後編が楽しみですね。

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小森に帰ってきたいち子

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母との二人の生活だったが

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しかし今は1人

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幼馴染のユウ太とアルバイト

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そして幼馴染のキッコ

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